特許
J-GLOBAL ID:200903012487796690

分散システムおよび並列演算制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-346369
公開番号(公開出願番号):特開平11-175485
出願日: 1997年12月16日
公開日(公表日): 1999年07月02日
要約:
【要約】【課題】頻繁に非接続状態となり得る不特定多数のクライアントコンピュータのCPUパワーを並列演算用に援用することのできる分散システムを提供する。【解決手段】サーバコンピュータ10の並列演算サービス14は、処理要求クライアントコンピュータ30の専用アプリケーション32からの処理要求を受信すると、演算分割部13にその処理内容を通知する。演算分割部13は、通知された処理内容を部分処理に分割し、その実行を並列演算処理部12に依頼する。そして、この依頼を受けた並列演算処理部12は、接続状態にある処理クライアントコンピュータ20にそれぞれの部分処理を割り当て、その部分処理に対応する仮想マシンコードを送信して処理させる。このとき、並列演算処理部12は、同一の仮想マシンコードを複数の処理クライアントコンピュータ20に送信し、最初に返却された演算結果のみを採用するといった演算制御を実行する。
請求項(抜粋):
サーバコンピュータとクライアントコンピュータとが計算機ネットワークを介して接続されるクライアントサーバシステム上で稼働する分散システムにおいて、前記クライアントコンピュータは、仮想マシンコードで記述されたプログラムを実行する環境を具備し、前記サーバコンピュータは、自身と接続状態にあるクライアントコンピュータを管理するクライアント管理手段と、いずれかのクライアントコンピュータからデータ処理を要求されたときに、その要求された処理内容を複数の部分処理に分割する分割手段と、前記分割手段により得られた部分処理に対応する仮想マシンコードで記述されたプログラムを前記クライアント管理手段が管理する自身と接続状態にある前記データ処理を要求したクライアントコンピュータ以外の他のクライアントコンピュータに転送して実行させる並列演算処理手段とを具備することを特徴とする分散システム。
IPC (3件):
G06F 15/16 370 ,  G06F 13/00 355 ,  G06F 13/00 357
FI (3件):
G06F 15/16 370 N ,  G06F 13/00 355 ,  G06F 13/00 357 Z

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