特許
J-GLOBAL ID:200903012489264130
無電極放電灯
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 長七 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-265625
公開番号(公開出願番号):特開平5-109390
出願日: 1991年10月15日
公開日(公表日): 1993年04月30日
要約:
【要約】【目的】無電極放電灯の始動を容易にする。【構成】放電ガスを封入した透光性材料よりなるバルブ1の外周に誘導コイル2を巻く。誘導コイル2に第1の高周波電源4aより高周波電流を通電し、バルブ1内に封入した放電ガスに高周波磁界を作用させて放電ガスを励起発光させる。バルブ1の底面には単極の補助電極3を配置し、大地と補助電極3との間に第2の高周波電源4bより高周波電圧を印加する。また、バルブ1において補助電極3に対応する部位の外壁面を凹没させ、バルブ1の内側向きに突出する突起部5を補助電極3に形成する。補助電極3の周囲の高周波電界によって、バルブ1に一端が自由端となったひも状の予備放電が生じ、誘導コイル2の周囲の高周波磁界によるアーク放電への移行が容易になる。ここで、高周波電界が突起部5に集中することによって、予備放電が容易に生じるようになる。
請求項(抜粋):
放電ガスを封入した透光性材料よりなるバルブの外周に巻線を1ターン以上巻回した誘導コイルに第1の高周波電源より高周波電流を通電し、バルブ内に封入された放電ガスに高周波磁界を作用させることによって放電ガスを励起発光させる無電極放電灯において、第2の高周波電源より高周波電圧が印加されてバルブ内にひも状の予備放電を生じさせることができる単極の補助電極が、バルブ内の空間に静電結合するようにバルブの外壁面に密着して設けられ、バルブにおいて補助電極が密着する部位の外壁面はバルブの内側に凹没して補助電極にバルブの内側向きに突出する突起部を形成して成ることを特徴とする無電極放電灯。
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