特許
J-GLOBAL ID:200903012493352737

分光測定用プローブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-037335
公開番号(公開出願番号):特開2000-234958
出願日: 1999年02月16日
公開日(公表日): 2000年08月29日
要約:
【要約】【課題】着色液体の分光透過率を高い精度で簡単に測定することを可能にする分光測定用プローブを提供する。【解決手段】分光測定用プローブ10は、プローブ本体12と、これに接近離脱可能に連結された可動部14と、両者を接近離脱させる駆動機構と、プローブ本体12に支持された透明板32と、可動部14に支持された透明板30とを有している。透明板32には、透明板30に向き合う面に複数の突起34が設けられている。これらは共に同じ高さで、二枚の透明板30と32が近づけられた際に、両者間に所定の均一な厚さの空間を形成するためのスペーサとして機能する。透明板30の下方には、分光透過率測定用の光を出射する透過測定光出射部46が配置され、透明板32の上方には、その透過光を受光して分光光度計56に送るための受光部52とが配置されている。
請求項(抜粋):
液体の分光透過率を測定するための分光測定用プローブであり、測定対象である液体中に互いに向き合って配置される二枚の透明板と、二枚の透明板を接近離脱可能に支持する支持機構と、二枚の透明板の間に均一な厚さの空間を形成するためのスペーサと、分光光度計と光学的に接続された受光部であって、二枚の透明板の近くに配置されており、分光光度計で測定される光を受ける受光部と、分光透過率測定のための光を発する透過測定用光源と光学的に接続された透過測定光出射部であって、二枚の透明板を挟んで受光部の反対側に配置されており、透過測定用光源からの光を二枚の透明板に向けて出射する透過測定光出射部とを有し、二枚の透明板が遠ざけられることにより、二枚の透明板の間の空間への測定対象液体の流入が促され、二枚の透明板がスペーサを介して接触するまで近づけられることにより、二枚の透明板の間の空間に実質的に所定の均一な厚さの測定対象液体の膜が作られる、分光測定用プローブ。
Fターム (3件):
2G020AA08 ,  2G020DA14 ,  2G020DA62

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