特許
J-GLOBAL ID:200903012499535787

生体活性インプラント及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤原 幸一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-318876
公開番号(公開出願番号):特開平5-154191
出願日: 1991年12月03日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】 セラミックスの生体活性を高めると共に、材料の低温焼成化を図り、セラミックス焼付け時の金属基体の変形を防止し、セラミックスの密度、強度の向上を図る。【構成】 金属基体にセラミックス層を積層した生体インプラントにおいて、セラミックス材料にアルカリ土類金属酸化物またはアルカリ金属酸化物の少なくとも1種以上とSiO2 を必須成分とする非燐酸カルシウム系組成を有し、Pイオン、Caイオンを含有する水溶液中でHAPを生成しうる生体活性セラミックス材料を用い、且つ該セラミックス材料粉をBET値が10m2 /g以上の微細粉とすることにより、焼成温度を1200°C以下、剥離強度30MPa以上の物性をもつセラミックス層とした。
請求項(抜粋):
基体表面にセラミックスを積層して成る生体インプラントにおいて、当該外表面を構成するセラミックスがアルカリ土類金属酸化物およびアルカリ金属酸化物よりなる群から選ばれた少なくとも一種以上の金属酸化物と、SiO2 を必須成分とする非燐酸カルシウム系組成を有し、Caイオン、Pイオンを含有する水溶液中で表面に燐酸カルシウム系化合物を析出しえる生体活性セラミックス材料から成り、当該セラミックス材料の焼成温度が500°C以上、且つ当該基体の軟化点以下であり、当該セラミックス材料の剥離強度が30MPa以上である事を特徴とする生体活性セラミックインプラント。
IPC (4件):
A61L 27/00 ,  A61C 8/00 ,  A61F 2/28 ,  A61K 6/033

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