特許
J-GLOBAL ID:200903012501823620

回転装置に組込み型のブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-086572
公開番号(公開出願番号):特開平7-293604
出願日: 1994年04月25日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【目的】 回転装置にコンパクトに組み込み可能で、制動と制動解除を確実に行い、かつ、制動時に回転装置の制動部の剛性を高度に維持可能なブレーキ装置を形成すること。【構成】 軸受(20)を介して相対回転可能な2つの回転要素(10、30)を有する回転装置の内部に組み込まれ、両回転要素間の相対回転を制動する制動円錐環(70)を設け、制動時に両回転要素間に楔作用を付与し、同制動円錐環(70)には少なくとも1つの円錐制動面(72a)と、それと内外面を成すように設けられた円周面状または円錐錐面状の制動面(72b)とを備え、しかも制動円錐環(70)は、互いに分離した複数個の円錐環片(74)をブレーキ動作とブレーキ解除動作を起動するピストン要素(50)に遊動可能に保持した構成にした。
請求項(抜粋):
軸受を介して回転中心周りに相対回転する2つの回転要素を有した回転装置内に組み込まれて回転制動を行うブレーキ装置において、前記2つの回転要素における一方の回転要素に保持され、軸方向に隔たる2位置間を作動流体の送入、排出に応じて変位可能に設けられたピストン要素と、前記ピストン要素を、前記軸方向の2位置における一方の位置に向けて常時、付勢変位させるバネ手段と、前記ピストン要素に分設、保持され、前記2つの回転要素における他方の回転要素に設けられた錐面部分に密着、解離可能な制動錐面を少なくとも備えて周方向に分設された制動円錐環とを、具備して構成され、前記ピストン要素の前記作動流体による変位に応動し、前記制動円錐環を前記2つの回転要素に密着する制動位置と該両回転要素から解離する制動解除位置との間で変位可能にしたことを特徴とする回転装置に組込み型のブレーキ装置。
IPC (2件):
F16D 51/00 ,  F16D 63/00

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