特許
J-GLOBAL ID：200903012506493734
2サイクルエンジンの燃料噴射装置
発明者：
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出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
山下 亮一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-336428
公開番号（公開出願番号）：特開平7-189875
出願日： 1993年12月28日
公開日（公表日）： 1995年07月28日
要約：
【要約】【目的】 安定した成層燃焼を実現して排気ガス特性や燃費の改善を安定して達成することができる2サイクルエンジンの燃料噴射装置を提供すること。【構成】 低速・低負荷運転域においてシリンダ2a内に空気を導入するとともに、第1燃料噴射弁31の噴射口から燃料を局所的に直接噴射する2サイクルエンジン1の燃料噴射装置において、前記第1燃料噴射弁31に複数の噴射口を設け、少なくとも1つの噴射口からの噴射燃料流q<SB>1</SB> が点火プラグ9を指向し、他の噴射口からの噴射燃料流q<SB>2</SB> が燃焼室Sの点火プラグ9とピストン3間の中間領域を指向するよう構成するとともに、前記噴射燃料流q<SB>1</SB> の流量Q<SB>1</SB> を前記噴射燃料Q<SB>2</SB> よりも小さく(Q<SB>1</SB> <Q<SB>2</SB> )設定する。本発明によれば、噴射された燃料が必要以上に可燃領域外へ飛散することがないため、未燃ガスの発生が抑えられ、排気ガス中のHC量が低く抑えられる。又、噴射燃料流q<SB>2</SB> が酸素を取り込みながら順次ゆっくり低温状態で燃焼するため、安定した成層燃焼が実現し、排気ガス中のNO<SB>X</SB> 量が低く抑えられる。
請求項（抜粋）：
低速回転・低負荷運転域において気筒内に空気を導入するとともに、噴射口から燃料を局所的に直接噴射する2サイクルエンジンの燃料噴射装置において、前記噴射口を複数設け、少なくとも1つの噴射口から噴射される燃料が点火プラグを指向し、他の噴射口から噴射される燃料が燃焼室の点火プラグとピストン間の中間領域を指向するよう構成するとともに、前記点火プラグを指向する燃料の流量を前記中間領域を指向する燃料の流量よりも小さくしたことを特徴とする2サイクルエンジンの燃料噴射装置。
IPC (6件)：
F02M 69/10
, F02B 17/00
, F02B 23/10
, F02M 61/14 310
, F02M 61/14
, F02M 61/18 320
