特許
J-GLOBAL ID:200903012512916329

残留オーステナイト体積率の定量方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井内 龍二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-286372
公開番号(公開出願番号):特開平7-140094
出願日: 1993年11月16日
公開日(公表日): 1995年06月02日
要約:
【要約】【構成】 合金鋼中に含まれる結晶相ごとの化学組成CM を分析し、化学組成CM を用いて計算した平均デバイ特性温度Θαバー、Θγバー及び平均原子量Aαバー、Aγバーと、格子面間隔d(hkl) とにより温度因子exp(-2M(hkl) )を求めるとともに、化学組成CM を用いて計算した平均原子散乱因子f(hkl) と、格子面間隔d(hkl) とにより結晶構造因子F(hkl) を求める残留オーステナイト体積率の定量方法。【効果】 温度因子exp(-2M(hkl) )と結晶構造因子F(hkl) とをより正確に求めることができ、したがって合金鋼中の残留オーステナイト体積率Vγをより正確に求めることができ、合金鋼の品質向上を図ることができる。
請求項(抜粋):
回折X線ピークのランダム化した実測強度比と、格子面間隔、ローレンツ偏光因子、単位格子体積、格子面の多重度、温度因子及び結晶構造因子を用いて計算する理論強度比とから、合金鋼中のオーステナイト体積率を求める残留オーステナイト体積率の定量方法において、前記合金鋼中に含まれる結晶相ごとの化学組成を分析し、該化学組成を用いて計算した平均デバイ特性温度及び平均原子量と、前記格子面間隔とにより前記温度因子を求めるとともに、前記化学組成を用いて計算した平均原子散乱因子と、前記格子面間隔とにより前記結晶構造因子を求めることを特徴とする残留オーステナイト体積率の定量方法。

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