特許
J-GLOBAL ID:200903012522535722

材質異方性のない高靭性厚鋼板の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-023207
公開番号(公開出願番号):特開平8-215701
出願日: 1995年02月10日
公開日(公表日): 1996年08月27日
要約:
【要約】【目的】 本発明は結晶粒が微細でかつ材質異方性のない強靭な厚鋼板の製造法である。【構成】 所定の成分を含有する鋼をオーステナイトの未再結晶温度域で累積圧下率20%以上に圧下を加えた後に熱間の繰り返し曲げ加工を行うことによりオーステナイトを再結晶させる。これにより結晶粒が微細で材質異方性がなく強靭な厚鋼板を製造する。ただし繰り返し曲げ加工時の繰り返し回数nと板温度T、繰り返し曲げ加工により板表層部に付与される歪みの総和εおよび繰り返し曲げ加工に先だって行われる未再結晶温度域での累積圧下量εR との関係を満たすものとする。ε≧-(εR /100)-(n/20)-1.05×10-3T+3.2
請求項(抜粋):
重量%でC :0.02〜0.30%、Si:0.01〜2.0%、Mn:0.30〜3.5%、Al:0.003〜0.10%、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼を鋳造した鋼塊あるいは鋼片を鋳造後直接あるいは再加熱後圧延を行う場合に、オーステナイトの未再結晶温度域で圧延した後に引き続き繰り返し曲げ加工を行い以下の式に示した以上の歪みを付与することを特徴とする材質異方性のない高靭性厚鋼板の製造法。ε≧-(εR /100)-(n/20)-1.05×10-3T+3.2ただし、ε :繰り返し曲げ加工により板表層部に付与される歪みの総和(%)εR :未再結晶温度域圧延での累積圧下量(%)n :繰り返し曲げ加工回数T :繰り返し曲げ加工を行う際の厚鋼板の表面温度(°C)
IPC (7件):
B21B 1/00 ,  B21B 1/38 ,  B21B 1/46 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/50
FI (8件):
B21B 1/00 C ,  B21B 1/38 A ,  B21B 1/46 B ,  C21D 8/02 B ,  C21D 8/02 D ,  C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/50

前のページに戻る