特許
J-GLOBAL ID:200903012526799732

アンカー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-216313
公開番号(公開出願番号):特開平5-033339
出願日: 1991年08月02日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】 従来と変わらぬ小さな掘削孔の中に挿入出来るとともに、掘削孔の中心に正確に配置でき、定着長部シースの周囲に均等なかぶりが形成されるようにする。【構成】 定着長部シース3の掘削孔12底部側端面の中心から定着長部シース3の中心栓の延長上に注入パイプ4を突出する。この注入パイプ4の外周に外方向に膨らむことが可能なセンターライズ袋10を取り付ける。掘削孔12挿入時には袋10を注入パイプ4の周囲に畳んでおけば、アンカーの径は大きくならない。注入パイプ4から硬化材13充填してセンターライズ袋10を膨らませ、定着長部シース3を掘削孔12中心に位置させることができる。これにより定着長部周囲に均等なかぶりを形成することができる。引張材の定着長部をセンターライズ袋の中まで延ばすことにより、硬化材と引張材を付着させて、付着耐力の向上を図ることができる。注入パイプの先端にセンターライズ袋保護用のキャップを取り付けることにより、袋が破れないようにすることができる。
請求項(抜粋):
複数本の引張材の自由長部は自由長部シースの中に配し、定着長部は周面に凹凸を有する定着長部シースの中に配し、これを掘削孔の中に挿入して各シースの内外に硬化材を充填するアンカーにおいて、定着長部シースの掘削底部側端面の中心から定着長部シースの中心線の延長上に注入パイプを突出し、この注入パイプには硬化材充填孔を開けるとともに外周に外方向に膨らむことが可能なセンターライズ袋を取り付け、前記注入パイプからの硬化材をセンターライズ袋内に充填可能としたことを特徴とするアンカー。

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