特許
J-GLOBAL ID:200903012526981433

流動床焼却炉の操業方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小堀 益
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-274651
公開番号(公開出願番号):特開平6-129623
出願日: 1992年10月13日
公開日(公表日): 1994年05月13日
要約:
【要約】【目的】 流動床焼却炉の熱利用に際して、流動媒体に固着した腐食性物質を効果的に除去して再循環利用するための手段の提供。【構成】 流動媒体の循環の途中に、たとえば、二軸ピン研磨機のような表面研磨機を設け、流動媒体に固着している塩化物のような腐食物質を分離することにより、系内の腐食物濃度を小さくする。表面研磨による塩化物のような腐食物質の除去によって、固体状腐食物質による廃熱ボイラーの伝熱管の腐食が起こることはない。そのため、ボイラーの蒸気温度を特定の低い腐食防止温度範囲内に維持する必要がなく、高品位の蒸気を回収することができる。
請求項(抜粋):
下部に一次燃焼用空気を導入して珪砂等の流動媒体粒子による流動床を形成し、この流動床に被焼却物を投入し、この燃焼による不完全燃焼ガスを上部のフリーボードに導出し、導入された二次燃焼用空気によって完全燃焼して排出する流動床焼却炉において、流動媒体粒子を炉外に抜き出し、流動媒体粒子表面に付着している固着物を表面研磨によって除去したのち、研磨後の流動媒体粒子を炉内流動床に循環せしめる流動床焼却炉の操業方法。

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