特許
J-GLOBAL ID:200903012528329660

差速タップ加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹本 松司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-139826
公開番号(公開出願番号):特開平6-328317
出願日: 1993年05月20日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】【目的】 工具の回転速度とワークの回転速度差によるねじ切り加工の精度を向上させる。【構成】 ワークを取付けた主軸のモータMm からの位置フィードバック量Pfmに工具主軸を同量だけ移動させれ移動指令に変換する定数γを乗じる。得られた値を工具主軸(工具が取付けられた主軸)を駆動するサーボモータMs への移動指令とする。さらに、ワークと工具に回転速度差を生じせしめ、ねじを切らせるための移動指令を加算しサーボモータMs を駆動する。さらに、位置ループによる遅れを補償するために位置のフィードフォワード制御32を実行する。工具を軸方向に移動させるZ軸に対してもフィードフォワード制御37し、Z軸サーボモータを駆動する。ワークの回転移動のフィードバック量Pfmが工具主軸のサーボモータへの移動指令となっているから、遅れが少なく、重畳された差速分の移動指令により精度の高いねじ切りができる。
請求項(抜粋):
ワークを取付けた主軸と工具を取付けた主軸の速度差によってねじ切り加工を行う差速タップ加工方法において、少なくとも一方の主軸を駆動するモータの制御系に位置ループを設け、両主軸の移動量が一致するように他方の主軸からの位置フィードバック量を一方の主軸を駆動するモータの移動量に変換する定数を他方の主軸の位置フィードバック量に乗じた値と、上記速度差分の位置ループ処理周期毎の移動量とを加算して上記一方の主軸の上記位置ループへの移動指令とし、位置ループの制御を行い上記一方の主軸のモータを駆動制御する差速タップ加工方法。
IPC (4件):
B23G 1/02 ,  B23Q 15/00 ,  G05B 11/32 ,  G05B 19/18
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-311218

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