特許
J-GLOBAL ID:200903012531962153

U字溝段流形式の水耕栽培装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-225440
公開番号(公開出願番号):特開平6-233635
出願日: 1991年05月27日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】【目的】 全天候下での使用に耐える実施容易な段流式の水耕装置。【構成】 コンクリート製U字溝を緩傾斜状に一直線に多数を並べ、この内側に長く薄いプラスチツク製シートを嵌込んで水漏れの無い長水路を設け、この水路に一定規格のプラスチツク製堰板を多数挿入固着して段流状に培養液が流れる構造とし、この様にしたU字溝の上にコンクリート製であつてかつ各堰板間に対応する位置に植穴及び株の茎部を出し入れできる隙間を有する蓋を載置し、焙養液を循環させて栽培する水耕栽培装置である。【効果】 段流構造によつて植物の発育に必要な培養液のエアレーシヨンが十分に行え、かつ太陽の紫外線によつて劣化を起すプラスチツク部分を、耐候性において問題の生じないコンクリートで包被することによつて、今まで施設内に限られていた養液栽焙を、広く屋外栽焙装置として活用することができるようにした。
請求項(抜粋):
段流型水耕栽培装置を形成するに際し、工業規格によるコンクリート製U字溝を一直線となるように多数を傾斜状に並べ、該U字溝列の内面全長にわたつて一枚物となる不透水性のプラスチツク製内張りシートを敷き、このシートにあらかじめ一定間隔となる定位置に印刷されてある多数のマークの定位置に堰止掛りを接着し、この堰止掛り及びシート内面に対してそれぞれU字型を成す内面にほとんど隙間の無いように規格化されて作られた溢流堰板を接着固定して段流状水路を形成せしめ、これらの上面全長にわたつて植物植栽用孔を1乃至複数個あけたコンクリート製蓋を被覆状に載置して成ることを待徴とするコンクリート製U字溝を利用した段流形式の水耕栽培装置。

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