特許
J-GLOBAL ID:200903012533468792

コルチコトロピン放出因子(CRF)アンタゴニスト活性を有する置換ピラゾール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-523107
公開番号(公開出願番号):特表平9-506632
出願日: 1995年05月04日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】A、R1、R3、X1、YおよびZが明細書で定義した通りの式(I)の化合物は、コルチコトロピン放出因子(CRF)アンタゴニスト活性を有する。これらはCRFによって引き起こされる疾患、例えはストレスおよび不安に関係する障害の治療に有用である。
請求項(抜粋):
式の化合物、およびその薬学的に許容される酸付加塩、ここで、 AはCH2であり; R1は水素;線状または枝分かれC1-C6アルキル;1または2個の非隣接二重結合を含むC3-C6アルキル;ヒドロキシ;O(C1-C6アルキル);SH;S(C1-C6アルキル);SO2(C1-C6アルキル)またはC3-C6シクロアルキル;モルホリニル、ピペリジニル、あるいは1〜3個のフルオロ、クロロ、ブロモ、ヒドロキシ、O(C1-C6アルキル)、SH、S(C1-C6アルキル)、アミノ、NH(C1-C6アルキル)、N(C1-C6アルキル)2、または1個のヨード、ニトロもしくはシアノによって置換されていてもよいアリールであり、但し、アリールはフェニル、チエニル、ベンゾチエニル、ピリジル、キノリル、ピラジノリル、ピリミジル、イミダゾリル、ベンゾイミダゾリル、フラニル、ベンゾフラニル、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、イソチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、イソキサゾリル、ベンゾイソキサゾリル、トリアゾリル、ピラゾリル、ピロリル、インドリル、アザインドリル、オキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、ピロリジニル、およびチアゾリジニルよりなる群から選択される; R3は線状C1-C6アルキル、枝分かれC3-C8アルキル、C3-C8アルケニル(X1が複素原子のとき、二重結合はX1に隣接していない)、C3-C7シクロアルキル(CH2)n(nは0〜4である)、あるいは(CH2)qQ1R19(qは0、1または2であり、Q1はO、S、NH、N(C1-C6アルキル)、またはX1が共有結合でないとき共有結合であり、R19は水素、線状C1-C6アルキル、枝分かれC3-C8アルキル、C3-C8アルケニル、C3-C6シクロアルキルまたはC3-C6シクロアルキル(CH2)であり、但し、qが1であるとき、X1およびQ1はいずれも複素原子ではない)であり; X1は共有結合、CH2、O、S,またはNR(Rは水素または線状C1-C6アルキルまたは枝分かれC3-C8アルキルである)であり; Yは1〜3個のフルオロ、クロロ、ブロモ、ホルミル、C1-C6アルキル、C3-C10枝分かれアルキル、C1-C6アルコキシまたはトリフルオロメチルによって、あるいは1個のヒドロキシ、ヨード、シアノ、ニトロ、アミノ、NH(C1-C4アルキル)、N(C1-C4アルキル)(C1-C2アルキル)、COO(C1-C4アルキル)、CO(C1-C4)、SO2NH(C1-C4アルキル)、SO2N(C1-C4アルキル)(C1-C2アルキル)、SO2NH2、NHSO2(C1-C4アルキル)、S(C1-C6アルキル)、SO2(C1-C6アルキル)(該C1-C4アルキルおよびC1-C6アルキルは1または2個のフルオロ、クロロ、ヒドロキシ、C1-C4アルコキシ、アミノ、メチルアミノ、シメチルアミノまたはアセチルによって置換されていてもよく、該C1-C4アルキルおよびC1-C6アルキルは1つの二重結合または三重結合を含んでいてもよい)によって置換されているフェニル;チエニル、ベンゾチエニル、ピリジル、キノリル、ピラジノリル、ピリミジル、イミダゾリル、ベンゾイミダゾリル、フラニル、ベンゾフラニル、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、イソチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、イソキサゾリル、ベンゾイソキサゾリル、トリアゾリル、ピラゾリル、ピロリル、インドリル、アザインドリル、オキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、ピロリジニル、チアゾリジニル、モルホリニルまたはピペリジニル(これらは各々、フルオロ、クロロ、ブロモもしくはメチルのいずれか1種の1〜3個、または1個のトリフルオロメチルによって置換されていてもよい)であり;そして Zは下記のいずれかである:(a)(式中、B環はフェニル、ナフチル、ピリジル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、トリアゾリル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、チエニルまたはインドリルであり、これらは各々、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、フルオロ、クロロ、ブロモまたはヨードによって置換されていてもよく;あるいは飽和5もしくは6員炭素環または1もしくは2個の二重結合を有する部分不飽和環であり; R4は水素、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨードまたはトリフルオロメチルであり; R5は水素、線状C1-C6アルキル、枝分かれC3-C8アルキル、C3-C8アルケニルまたは(CH2)o-X2-(CH2)r-Q2-R6であり; X2およびQ2は各々独立してO、S、NH、N(C1-C6アルキル)であり、あるいはX2およびQ2のうちの1個は共有結合でもよく; R6は水素、線状C1-C6アルキル、枝分かれC3-C8アルキル、またはC3-C8アルケニルであり; mは0または1であり; oは1または2であり; pは1または2であり;そして rは0、1または2である)、(b)(式中、R4およびR5は上記定義通りであり、tおよびuは各々独立して1または2である)、(c) -NR7R8(式中、R7およびR8は各々独立して水素、線状C1-C6アルキル、枝分かれC3-C8アルキル、C3-C8アルケニル、(CH2)vCH2OH、(CH2)vNR9R10(vは0〜3であり、R9およびR10は各々独立して水素または線状C1-C6アルキルである); (C3-C12シクロアルキル)(CH2)n、(C6-C10ビシクロアルキル)(CH2)n、ベンゾ縮合C3-C8シクロアルキル、C1-C6ヒドロキシアルキル、フェニル(CH2)n(これらは各々1または2個のヒドロキシ、フルオロ、クロロ、ブロモ、C1-C5アルキルまたはC1-C5アルコキシで置換されていてもよい)であり;あるいはR7およびR8は窒素と一緒になって、1つのO、S、NHまたはN(C1-C6アルキル)を含んでいてもよいかつC1-C6アルキル、ヒドロキシまたはフェニルによって置換されていてもよい飽和または部分不飽和5〜7員環(二重結合は複素原子に隣接していない)を形成してもよく、そしてnは0〜4である)、(d)(式中、B、W、R4およびR5は上記定義通りであり、w、x、yおよびzは各々独立して1または2であり、Wは(CH2)q(qは上記定義通りである)、N(C1-C6アルキル)または酸素である)、(e)(式中、B、R4、mおよびpは上記定義通りである)、(f)(式中、BおよびR4は上記定義通りである)、(g) O(CH2)vR11(式中、vは0〜3であり、R11は線状C1-C6アルキル、枝分かれC3-C8アルキル、フェニル、ナフチル、1,2,3,4-テトラヒドロナフチル、チエニル、ベンゾチエニル、ピリジル、キノリル、ピラジノリル、ピリミジル、イミダゾリル、ベンゾイミダゾリル、フラニル、ベンゾフラニル、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、イソチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、イソキサゾリル、ベンゾイソキサゾリル、トリアゾリル、ピラゾリル、ピロリル、インドリル、アサインドリル、オキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、ピロリジニル、チアゾリジニル、モルホリニル、ピペリシニルまたはチエニル(これらは各々、フルオロ、クロロ、ブロモ、メチルまたはトリフルオロメチルのいすれか1種の1または2個によって置換されていてもよい)である)、(h)(式中、Aは上記定義通りであり、そして位置1または2に結合しており、一方、R14は位置2または1に各々結合しており;F、G、H、I、JおよびKは独立してCまたはNであり、但し、H、I、JおよびKのうちの3つ以下がNであり、隣接した窒素は2つ以下であり;R12およびR13は各々独立して水素、線状C1-C6アルキル、枝分かれC3-C8アルキル、C3-C8アルケニル、フルオロ、クロロ、ブロモ、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、チオール、C1-C12アルコキシ、C1-C12チオアルキル、またはC3-C12アルケノキシもしくはC3-C12チオアルケニル(二重結合は酸素に隣接していない)であり;そしてR14はヒドロキシ、C1-C12アルコキシ、C3-C12アルケノキシ(二重結合は酸素に隣接していない)、または-X2-(CH2)rQ2R6(X2、r、Q2およびR6はQ2が硫黄ではない以外は上記(a)で定義した通りである)であり、あるいはR14はNR15R16(R15およびR16は各々独立して水素、線状C1-C6アルキル、枝分かれC3-C8アルキル、C3-C8アルケニル(二重結合は窒素に隣接していない)またはC3-C7シクロアルキル(CH2)n(nは上記定義通りである)であるか、あるいはR15およびR16は窒素と一緒になってベンゾ縮合していてもよい飽和5もしくは6員環を形成する)、または(i)(式中、D、E、FおよびGは独立してCまたはNであり、但し、D、E、FおよびGのうちの2個以下がNであり、R12およびR14は上記(h)で定義した通りであり、上で定義したAは式VIIIでは炭素に結合しており、R14はAが結合している炭素に隣接している炭素に結合している)。
IPC (6件):
C07D231/12 ,  A61K 31/415 AAE ,  A61K 31/415 AED ,  A61K 31/47 ABE ,  C07D231/18 ,  C07D401/06 231
FI (6件):
C07D231/12 C ,  A61K 31/415 AAE ,  A61K 31/415 AED ,  A61K 31/47 ABE ,  C07D231/18 ,  C07D401/06 231

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