特許
J-GLOBAL ID:200903012546763475

官能基を有するモノマー有機化合物を用いて形成したインターカレーション物及び剥離物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 角田 嘉宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-213610
公開番号(公開出願番号):特開平9-175816
出願日: 1996年08月13日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】 層状物の隣接する層間空間にインターカラントの収着及び複合が成し遂げられて隣接する小板間の間隔が増大し、容易に剥離することができるインターカレーション物を提供する。【解決手段】 官能基を有するインターカラントモノマーと層状物を接触させることによって、インターカレーション物を形成し、さらには、かかるインターカレーション物及び/またはその剥離物と有機性液体またはマトリックスポリマーとを組み合わせて、粘性の担体物またはマトリックスポリマー物を調製する。
請求項(抜粋):
剥離することができるインターカレーション物であって、少なくとも約4重量%の水分含量を有する層状物を、芳香環、ヒドロキシル、ポリヒドロキシル、カルボニル、カルボン酸、ポリカルボン酸、アルデヒド、ケトン、アミン、アミド、エーテル、エステル、及びこれらの組合せよりなる群から選択される官能基を有するインターカラントモノマーと接触させることによって形成され、該インターカレーション物が、インターカラントモノマーと層状物との重量比で少なくとも約1:20を有し、層状物の隣接する層間空間にインターカラントモノマーの収着及び複合が成し遂げられ、該層状物の主な隣接する小板間の間隔が、インターカラントモノマーを収着して多くとも5重量%の水分量にまで乾燥した後に測定すると、少なくとも約5Åに広げられているインターカレーション物。
引用特許:
審査官引用 (12件)
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