特許
J-GLOBAL ID:200903012547914124

遮熱コ-ティングを有する金属部材及びそのコ-ティングを施す方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-006865
公開番号(公開出願番号):特開平11-256304
出願日: 1999年01月13日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】 熱伝導度の低減された柱状セラミック遮熱コーティングを有する金属部材及びそのコーティングの適用方法を提供する。【解決手段】 金属部材(30)は、該金属部材(30)上のボンドコート(34)と、該ボンドコート(34)上のセラミック遮熱コーティング(38)を有する。該セラミック遮熱コーティング(38)は、該金属部材(30)の表面に対して垂直に延びる複数の柱状グレイン(40)を有する。該柱状グレイン(40)の各々は、複数の層(42、44)を有する。層(44)のあるものは、該金属部材(30)の表面に対して鋭角に延びる複数のサブグレイン(48)を有し隣接するサブグレイン(48)間にボイド(50)を形成する。ボイド(50)は、該金属部材(30)の表面に対して鋭角に配列され、それによって該セラミック遮熱コーティング(38)の熱伝導度を低減させる。層(42)のあるものは、該金属部材(30)の表面に対して垂直に延びるサブグレイン(46)を有し、エロージョン耐性を付与する。
請求項(抜粋):
金属部材上のボンドコートと、該ボンドコート上のセラミック遮熱コーティングとを有する該金属部材において、該セラミック遮熱コーティングは該金属部材の表面に対し実質的に垂直に延びる複数の柱状グレインを有し、該柱状グレインの各々は該金属部材の表面に対して鋭角に延びるサブグレインを有する複数の層を有し、隣接するサブグレインの間にはボイドが形成され、該ボイドは該金属部材の表面に対して鋭角に配列され、それによって該セラミック遮熱コーティングの熱伝導度を低減させることを特徴とする遮熱コーティングを有する金属部材。

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