特許
J-GLOBAL ID:200903012549294859

動画像動き推定器と伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-286523
公開番号(公開出願番号):特開平5-128261
出願日: 1991年10月31日
公開日(公表日): 1993年05月25日
要約:
【要約】【目的】 動画像から対象の連続複雑な3次元的動きを安定して高精度で高速に推定する。【構成】 現行と直前フレーム12と13間でブロックマッチング演算をし抽出する特徴点抽出部3からの現行フレーム抽出特徴点位置14(反復処理時は今回反復時推定特徴点位置17)と、初期値入力部10からの初期フレーム設定特徴点位置19との差分を動きベクトル検出部4で求める。動きベクトル15を運動情報抽出部5のニューラルネットワークに入力し、並列分散処理で対象の3次元的動き量16を推定・抽出する。初期値入力部10から対象の回転中心と設定特徴点位置20と21を入力し、対象の推定3次元的動き量16に応じ座標変換で算出する特徴点座標変換部6からの現行フレーム推定特徴点位置17を、座標誤差閾値処理部7で座標記憶部8からの前回反復時推定特徴点位置18との閾値判定により収束し、この時次回の直前フレーム収束特徴点位置22としてレジスタ9に出力する。
請求項(抜粋):
動画像信号をAD変換し画像フレームを生成する画像入力部と、画像入力部から該画像フレームを一時記憶するフレームメモリと、画像入力部から現行フレームとフレームメモリから先行フレームとを入力し、該先行フレームの移動前特徴点位置として、初期フレーム時は初期値入力部から初期フレーム設定特徴点位置と以後はレジスタから今回の先行フレーム収束特徴点位置とを入力し、前記現行フレームから連続して移動後特徴点位置を抽出する特徴点抽出部と、特徴点抽出部からの現行フレーム抽出特徴点位置、反復処理時は座標記憶部からの現行フレーム推定特徴点位置と初期値入力部からの初期フレーム設定特徴点位置との差分を求め当該特徴点の2次元動きベクトルを検出する動きベクトル検出部と、動きベクトル検出部から複数の当該特徴点の2次元動きベクトルを学習済のニューラルネットワークに入力し並列分散処理をし、対象の3次元的動き量を推定・抽出し、反復処理の収束時外部に出力する運動情報抽出部と、運動情報抽出部から対象の推定3次元的動き量を入力し、初期値入力部からの対象の回転中心および設定特徴点位置とから座標変換をし、現行フレーム推定特徴点位置を算出する特徴点座標変換部と、特徴点座標変換部から該現行フレーム推定特徴点位置を入力し、初回時は特徴点抽出部からの現行フレーム抽出特徴点位置、反復時は座標記憶部からの現行フレーム前回反復時推定特徴点位置との差分絶対値が閾値より大きいときは、前記現行フレーム推定特徴点位置を座標記憶部経由でそのまま動きベクトル検出部にフィードバックし反復処理をし、小さくなったときの前記現行フレーム推定特徴点位置を次回の先行フレーム収束特徴点位置としてレジスタに出力する座標誤差閾値処理部と、座標誤差閾値処理部から現行フレーム今回反復時推定特徴点位置および次回の先行フレーム収束特徴点位置をそれぞれ一時記憶する座標記憶部およびレジスタと、初期フレーム設定特徴点位置と対象の回転中心および設定特徴点位置とをそれぞれ予め決定し記憶しておく初期値入力部とを備える動画像動き推定器。

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