特許
J-GLOBAL ID:200903012562226226

送信電力回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茂泉 修司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-206579
公開番号(公開出願番号):特開平6-054006
出願日: 1992年08月03日
公開日(公表日): 1994年02月25日
要約:
【要約】【目的】 高出力電力増幅器の非線形歪補償回路を備えたディジタル無線方式における送信電力回路に関し、位相測定→位相制御動作に要する時間を短縮すると共に位相制御後のカルテシアンループの動作を急峻に行わせないようにすることを目的とする。【構成】 復調ベースバンド信号をディジタル処理が可能な中間周波数の変調波に直交変調し該直交変調波の位相を該中間周波数の整数倍のマスタクロックに基づき位相量子化により直接測定して該復調ベースバンド信号の位相差を測定する位相差測定回路7と、該位相差がゼロとなるように該マスタクロックに基づき該変調用搬送波信号と該復調用搬送波信号との相対位相を移相回路5を介して制御する位相制御回路9とを設けたもの。
請求項(抜粋):
直交する2つの変調入力ベースバンド信号をカルテシアン型歪補償回路(1) を通して直交変調器(2) で変調用搬送波信号(3) を変調し、該直交変調器(2) からの変調波信号を電力増幅器(4) で増幅して送信信号として出力すると共に、該変調用搬送波信号(3) を移相回路(5) で移相した復調用搬送波信号により該送信信号の一部を直交復調器(6) で直交検波して復調ベースバンド信号とし該歪補償回路(1) に与えることにより該変調入力ベースバンド信号の振幅及び位相歪みの双方を補償して該電力増幅器(4) による非線形歪みを除去する送信電力回路において、該復調ベースバンド信号をディジタル処理が可能な中間周波数の変調波に直交変調し該直交変調波の位相を該中間周波数の整数倍のマスタクロック(8) に基づき位相量子化により直接測定して該復調ベースバンド信号の位相差を測定する位相差測定回路(7) と、該位相差がゼロとなるように該マスタクロック(8) に基づき該変調用搬送波信号と該復調用搬送波信号との相対位相を該移相回路(5) を介して制御する位相制御回路(9) と、を備えたことを特徴とする送信電力回路。

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