特許
J-GLOBAL ID:200903012564934236

ロータリ式穿孔装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 孝吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-167233
公開番号(公開出願番号):特開平10-006291
出願日: 1996年06月27日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 リング形バインダに綴じた書類の端部の不揃いを解消したロータリ式穿孔装置を提供する。【解決手段】 ロータリ式穿孔装置の制御部は、紙送り機構によって送られる紙の前端部が紙検出センサに達したときからの送り量を計測し、目標値と一致したときにロータリ式穿孔部を起動して紙の所定位置に穿孔する。制御部に、リング形バインダのリングのサイズ及び紙の単位厚さデータと総頁数データとを入力すると、制御部は穿孔位置補正演算プログラムに基づいて、各頁毎に目標送り量データを補正演算する。そして、リングの曲率と紙の厚さに基づいて中間の各頁の穿孔位置を順次リングの曲率と等しく補正してパンチ穴を打ち抜くので、リング形バインダRBに綴じた書類Dの縁部が平面状に整列する。
請求項(抜粋):
平行に配設した2本の回転軸の一方にパンチホルダを取付けて前記パンチホルダの外周面のパンチ取付穴にパンチを挿着し、他方の回転軸にダイホルダを取付けて前記ダイホルダの外周面のダイ取付穴にダイを挿着し、前記パンチと前記ダイとを一定の回転範囲内において嵌合させる同期回転機構を介装し、前記パンチホルダとダイホルダの間へ紙を搬送する紙送り機構と、紙の送り量を検出する手段を設け、目標送り量と前記紙送り量検出手段の送り量検出結果とが一致したときに前記パンチとダイを回転起動して紙の所定位置にパンチ穴を穿孔するロータリ式穿孔装置において、リング形バインダに綴じるべき書類の総頁数データと紙の厚さデータ並びにリング形バインダのリング曲率データの入力手段と、前記書類をリング形バインダへ綴じた状態で書類の端部位置を一致させるべく、上記入力データに基づき目標送り量データを各頁について補正演算する手段を設けてパンチ穴穿孔位置を制御することを特徴とするロータリ式穿孔装置。

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