特許
J-GLOBAL ID:200903012566405729

金属被膜厚さ調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-091473
公開番号(公開出願番号):特開平6-106500
出願日: 1993年04月19日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】【目的】 エアナイフの形状を調整することによって金属被膜の厚さを調整でき、遠方制御も可能な金属被膜厚さ調整装置を提供する。【構成】 少なくとも1個のノズルL1 、L2 内には空気供給回路2に連結された分散室3を内蔵し、ノズルの先端には上部顎部41と下部顎部42とを設ける。上部顎部41のストリップB側には複数個のジャッキ6を配列し、これ等ジャッキの下方に突出するピストンロッド62の下端に、ノズルの開口の長さ方向に長い素子53を固着する。この素子の下側の平坦な水平面51と、下部顎部の水平面52とによってノズルの開口5を画成し、ジャッキの作用により、ノズルの開口の間隙を、場合により部分的にも調整でき、ここから噴出するエアナイフを調整して金属被膜の厚さを調整することができる。
請求項(抜粋):
亜鉛めっき浴に浸漬されるストリップに形成された金属被膜の厚さを調整する装置であって、空気のような気体の流体を吹き出す少なくとも1個のノズルと、このノズルに関連して空気供給回路に連結され前記ストリップの全幅を横切って延在する溝孔状の開口に開口している分散室と、前記ストリップの供給平面を横切る平均的な方向にエアナイフを形成するよう前記溝孔状の開口まで前記分散室の送出口から互いに接近する第1顎部及び第2顎部であってその狭く離間した対向する端部によって前記溝孔状の開口を限定する第1顎部と第2顎部とを具え、これ等顎部の少なくとも一方が弾性的に変形自在であり、更にこの弾性的に変形自在な顎部に関連して前記開口の幅を調整するようその全長にわたる輪郭を調整する輪郭調整装置とを具える金属被膜の厚さを調整する装置において、エアナイフの方向を画成する2個の平坦な平行な面によって前記エアナイフを形成する前記溝孔を限定し、弾性的に変形自在で可撓性の材料から成る特殊な形状の素子で形成した変形自在の唇部に前記2個の平坦面の一方を設け、前記第1顎部の端部に設けた凹所の内側まで前記唇部を延在し、前記エアナイフの方向にほぼ垂直な平坦保持面によって気流の上流側で前記唇部を限定し、前記平坦保持面に圧着される対応する案内シール面を前記特殊な形状の素子の上流側の部分に設け、前記第1顎部の前記保持面に沿う前記案内シール面の摺動と前記平坦面のそれ自身に対しても平行な移動とによって前記溝孔の幅を調整する調整装置の作用により前記特殊な形状の素子が変形自在であることを特徴とする金属被膜厚さ調整装置。
IPC (2件):
B26F 3/00 ,  C23C 2/20

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