特許
J-GLOBAL ID:200903012569815332

X線撮像装置および撮像方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 成瀬 重雄
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2003016670
公開番号(公開出願番号):WO2004-058070
出願日: 2003年12月25日
公開日(公表日): 2004年07月15日
要約:
この発明は、簡便な構造でX線撮像が可能な装置を提供するものである。 この装置においては、まず、X線源1と第1の回折格子2との間に被検体10を配置する。ついで、X線源1から第1の回折格子2に向けてX線を照射する。照射されたX線は、第1の回折格子2を通過する。このとき、第1の回折格子2では、タルボ効果を生じる。ここで、被検体10によるX線の位相のずれがあるので、第1の回折格子2の自己像は、それに依存して変形している。続いて、X線は、第2の回折格子3を通過する。その結果、上記の変形した第1の回折格子2の自己像と第2の回折格子3との重ね合わせにより、X線に、一般的にはモアレ縞となる画像コントラストを生成することができる。生成したモアレ縞をX線画像検出器4により検出することができる。生成されたモアレ縞は、被検体10により変調を受けている。したがって、検出されたモアレ縞を解析することにより、被検体10およびその内部の構造を検出することができる。
請求項(抜粋):
第1および第2の回折格子と、X線画像検出器とを備え、前記第1の回折格子は、この第1の回折格子に照射されたX線によりタルボ効果を生じる構成となっており、前記第2の回折格子は、前記第1の回折格子により回折された前記X線を回折する構成となっており、前記X線画像検出器は、前記第2の回折格子により回折された前記X線を検出する構成となっていることを特徴とするX線撮像装置。
IPC (2件):
G01N 23/04 ,  A61B 6/00
FI (2件):
G01N23/04 ,  A61B6/00 331Z
Fターム (17件):
2G001AA01 ,  2G001BA11 ,  2G001BA18 ,  2G001CA01 ,  2G001CA07 ,  2G001DA09 ,  2G001EA01 ,  2G001GA01 ,  2G001GA06 ,  2G001HA12 ,  2G001HA13 ,  2G001HA14 ,  2G001KA01 ,  4C093AA07 ,  4C093CA04 ,  4C093EB30 ,  4C093FF42

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