特許
J-GLOBAL ID:200903012570751879

車両用シートのケーブル連結構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人岡田国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-171026
公開番号(公開出願番号):特開2008-001171
出願日: 2006年06月21日
公開日(公表日): 2008年01月10日
要約:
【課題】ヘッドレストをシートバックに装着することにより、それぞれの内部に配索された2重構造のケーブル部材同士を自動的に連結できるようにする。【解決手段】ヘッドレスト3に配索された第1ケーブル部材100とシートバック2に配索された第2ケーブル部材200とを連結するためのケーブル連結構造である。第1ケーブル部材100の連結端部は管状のステー50の内部に配索されている。第2ケーブル部材200の連結端部はサポート60により挿込口61の上側に配索されて保持されている。この連結端部には第1ケーブル部材100の連結端部と係合可能なロック装置300が設けられている。ステー50を挿込口61に挿し込むことにより、ロック装置300によってアウター部材110,210同士とインナー部材120,220同士とがそれぞれ連結される。そして、その後に、第2ケーブル部材200のサポート60による保持状態が解除される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
車両用シートのヘッドレストの内部に配索された第1ケーブル部材と、シートバックの内部に配索された第2ケーブル部材と、を連結するための車両用シートのケーブル連結構造であって、 前記第1ケーブル部材及び第2ケーブル部材は、共に、線状のインナー部材が管状のアウター部材の内部に軸線方向に相対運動可能な状態に挿通された2重構造となっており、 前記ヘッドレストの内部に配索された第1ケーブル部材は、その連結端部が該ヘッドレストの下部に立設された管状のステーの内部に配索された状態で保持されており、 前記シートバックの内部に配索された第2ケーブル部材は、その連結端部が前記シートバックに形成されたヘッドレストのステーを挿し込むための挿込口の延長線上の位置まで配索されており、 前記第1及び第2ケーブル部材の双方の連結端部には、当該両ケーブル部材の連結端部が軸方向に重ね合わされる相対的な軸方向移動によって互いに軸方向に一体的な係合状態となるロック構造が形成されており、 該ロック構造は、 前記両アウター部材の連結端部に形成されたアウターロック構造と、 前記両インナー部材の連結端部に形成されたインナーロック構造と、を有し、 前記ヘッドレストに設けられたステーを前記シートバックに形成された挿込口に挿し込むことにより、前記第1及び第2ケーブル部材のアウター部材の両連結端部が重合して軸方向に対して一体的な係合状態とされると共に、前記第1及び第2ケーブル部材のインナー部材の両連結端部が重合して軸方向に対して一体的な係合状態とされるようになっており、 前記シートバックの内部に配索された第2ケーブル部材は、該シートバックに設けられた保持装置によりインナー部材及びアウター部材のシートバックに対する相対運動が規制された状態で保持可能とされており、該保持状態で第1ケーブル部材と第2ケーブル部材の両連結端部の連結が行われ、当該両連結端部が連結された状態で前記保持装置による保持状態が解除されることを特徴とする車両用シートのケーブル連結構造。
IPC (3件):
B60N 2/48 ,  A47C 7/38 ,  B60R 16/02
FI (3件):
B60N2/48 ,  A47C7/38 ,  B60R16/02 620Z
Fターム (6件):
3B084DB01 ,  3B084DD01 ,  3B084DD07 ,  3B087DC06 ,  3B087DC07 ,  3B087DE10
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • ヘッドレスト
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-293338   出願人:ダイムラークライスラー・アクチェンゲゼルシャフト
  • 後席用モニタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-109569   出願人:株式会社オートネットワーク技術研究所, 住友電装株式会社, 住友電気工業株式会社
  • コネクタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-317742   出願人:株式会社フジクラ, トヨタ紡織株式会社
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