特許
J-GLOBAL ID:200903012572296150

音響放射装置用電磁変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿部 美次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-332006
公開番号(公開出願番号):特開2009-159035
出願日: 2007年12月25日
公開日(公表日): 2009年07月16日
要約:
【課題】超磁歪素子の伸縮振動によって発生する音漏れを効果的に防止した音響放射装置用電磁変換装置を提供する。【解決手段】電磁変換部1は、緩衝部材3を介して把手2に接合されている。電磁変換部1を外部振動体に押し付けていない場合、つまり、音響を発生させていない場合、電磁変換部1側の隔壁19と把手2側の隔壁29は、緩衝部材3が隙間を形成しているから、互いに接触しない。また、超磁歪素子151,152が発する伸縮振動は、把手2と電磁変換部1とが緩衝部材3を介して接合され、さらに緩衝部材3が有機質なので、効果的に吸収される。したがって、伸縮振動がカバー8から第2の外装体21に伝達することを好適に抑制することができるから、音漏れを効果的に防止することができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
電磁変換部と、把手と、緩衝部材とを含む音響放射装置用電磁変換装置であって、 前記電磁変換部は、外装体と、コイルと、超磁歪素子と、伸縮伝達部材と、永久磁石と、第1の隔壁とを含み、 前記外装体は、内部空間を有しており、 前記コイル、前記超磁歪素子、前記伸縮伝達部材、前記永久磁石は、前記外装体の前記内部空間内に収納されており、 前記コイルは、外部から供給される信号によって励振され、この励振に基づいて、前記超磁歪素子に交番磁界を印加するものであり、 前記伸縮伝達部材は、一端側が前記超磁歪素子の第1端に連なり、他端側が前記外装体の先端部に設けられた開口を通して外部に露出しており、 前記永久磁石は、前記超磁歪素子に磁気バイアスを印加するものであって、前記超磁歪素子の前記第1端側に配置された第1の永久磁石と、前記超磁歪素子の第2端側に配置された第2の永久磁石とを含んでおり、 前記第1の隔壁は、前記超磁歪素子の前記第2端に連なり、前記外装体の前記内部空間を前記把手から隔てるように前記外装体に固定されており、 前記把手は、 前記第1の隔壁と対向するように配置された第2の隔壁を含み、前記緩衝部材を介して前記電磁変換部と接合され、 前記緩衝部材は、有機質の弾性材料で構成され、前記電磁変換部と前記把手の間に設けられて前記第1の隔壁と前記第2の隔壁との間に隙間を形成する、 音響放射装置用電磁変換装置。
IPC (3件):
H04R 15/00 ,  H01L 41/12 ,  H01L 41/20
FI (3件):
H04R15/00 ,  H01L41/12 ,  H01L41/20
引用特許:
出願人引用 (1件)

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