特許
J-GLOBAL ID:200903012572881850

データ伝送装置、及び該装置を用いた自動検針システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-131815
公開番号(公開出願番号):特開2002-330231
出願日: 2001年04月27日
公開日(公表日): 2002年11月15日
要約:
【要約】【課題】 アナログ電話回線からデジタル電話回線網に切り替えた場合でも、宅内と宅外とを接続する新たなケーブルを敷設することなしにガス、電気等の遠隔自動検針を行う。【解決手段】 宅内の加入者線3に第1多重化制御装置11を挿入しI-NCU9と接続すると共に、宅外の加入者線3に第2多重化制御装置21を挿入して検針メータ5と接続し、両装置11、21間で加入者線3に信号を重畳させてデータ送受を行う。変復調部13、23では、OCU1aとDSU6との間で相互伝送される信号うちの大振幅のバースト期間を検出し、バースト一周期毎に1ビットの二値データを二波長の正弦波に対応させ大振幅バースト期間に重畳する。復調時には、重畳されている信号をLPFで抜き出し周波数を弁別して元のデータを復元する。これにより、電話通信のための信号に影響を与えずに、加入者線を利用して局所的なデータ伝送を行うことができる。
請求項(抜粋):
デジタル通信回線網に含まれる局側のOCUと加入者側のDSUとの間の電話回線に接続され、加入者側に設けられたデータ生成手段で生成されたデータをDSUを経て電話回線からデジタル通信回線網へ伝送するデータ伝送装置であって、a1)加入者宅内の電話回線に挿入されると共に、前記DSUに接続されたI-NCUと信号の送受自在に接続される第1信号処理手段と、a2)該第1信号処理手段よりも局側の電話回線に挿入されると共に、前記データ生成手段と信号の送受自在に接続される第2信号処理手段と、から成り、第1及び第2信号処理手段はそれぞれ、b1)OCUとDSUとの間で送受される時分割方向制御伝送方式に則った主信号のうち、DSUから送出される大振幅のバースト信号期間を識別又は推定する識別手段と、b2)該大振幅のバースト信号の周波数帯域とは区別可能な周波数帯域内であって、所定の周波数、振幅又は位相を有する信号を、前記I-NCUとデータ生成手段との間で相互に送信すべきデータに応じて選択する選択手段と、b3)該選択手段により選択された信号を副信号として前記識別手段で識別されたバースト信号期間の少なくとも一部に重畳させて電話回線に送出する送信手段と、b4)主信号に重畳されている副信号を電話回線から分離して取り出す分離手段と、b5)該分離手段によって取り出された副信号の周波数、振幅又は位相に応じて元のデータを復元する受信手段と、を備えることを特徴とするデータ伝送装置。
IPC (3件):
H04M 11/00 302 ,  H04M 11/00 301 ,  G08C 15/00
FI (3件):
H04M 11/00 302 ,  H04M 11/00 301 ,  G08C 15/00 B
Fターム (20件):
2F073AA07 ,  2F073AA08 ,  2F073AA09 ,  2F073AB02 ,  2F073AB03 ,  2F073AB12 ,  2F073BB09 ,  2F073BC01 ,  2F073CC03 ,  2F073CD11 ,  2F073CD24 ,  2F073FF00 ,  2F073GG01 ,  2F073GG07 ,  2F073GG08 ,  5K101KK12 ,  5K101LL03 ,  5K101MM05 ,  5K101MM07 ,  5K101NN21

前のページに戻る