特許
J-GLOBAL ID:200903012573399394

遮音構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-000600
公開番号(公開出願番号):特開平5-181488
出願日: 1992年01月07日
公開日(公表日): 1993年07月23日
要約:
【要約】【目的】 軽量で、かつ広い周波数範囲にわたって透過損失の大きな遮音構造体を提供する。【構成】 表面板3と枠体4とで2重壁の空間を構成し、前記壁間空間の音を検出するマイクロホン6と、前記壁間空間に音圧を発生するスピーカ5と、前記枠体4の内部に設けたゲイン位相制御手段とを備え、前記ゲイン位相制御手段でマイクロホン6の出力を位相調整および増幅してスピーカ5を駆動し、壁間空間の音を最小にするように制御する。2重壁遮音構造体の欠点である共鳴透過による遮音欠損をスピーカから逆相の音を出すことによって防止し、従来の質量法則による遮音構造体より軽量で、かつ広い周波数範囲にわたって遮音性能に優れた遮音構造体を得る。
請求項(抜粋):
前後一対の壁面部材と枠体とでなる音響的密封の2重壁構造体と、前記2重壁構造体の壁間空間の音を検出する1つ以上のマイクロホンと、音信号の振幅と位相とを制御して出力する1つ以上のゲイン位相制御器と、前記ゲイン位相制御器の出力を増幅して出力する1つ以上のアンプと、前記アンプの出力で前記壁間空間に音圧を放射する1つ以上のスピーカとを前記2重壁構造体内部に備え、前記各マイクロホンの出力に所定の重み関数をかけた信号で前記ゲイン位相制御器および前記アンプを介して前記スピーカを駆動し、前記壁間空間の音圧を最小となるようにした遮音構造体。
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平4-218099
  • 特開昭48-033276
  • 特開昭58-095806
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