特許
J-GLOBAL ID:200903012582519092

薄肉ウエブリブ部材の成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金丸 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-184746
公開番号(公開出願番号):特開平7-039980
出願日: 1993年07月27日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】【目的】 加圧ヘッドに対の楔機構を備えるプレス装置を用い、ウエブ面から傾斜して大きく突出させた薄肉傾斜リブまたは厚さに対する高さ比の大きな薄肉リブを有する薄肉ウエブリブ部材をネットシェイプに成形する。【構成】 対の分割上金型を楔機構で保持した加圧ヘッドの圧下により、対の分割上金型同士の押圧接近と下金型に対する圧下とを同時に行い、かつ対の分割上金型同士の押圧接近量よりも下金型に対する圧下量を高めてウエブ部の加圧を完了させる第1工程と、対の分割上金型同士の押圧接近のみを行ってリブ部の加圧を完了させる第2工程とを連続して行う。【効果】 リブ部厚の大きい間にウエブ部厚を最終厚まで減少させることでリブ部へのメタルフローを促進させ、その後にリブ部厚のみを最終厚まで減少させることで金型面圧の上昇を抑えることができ、よって金型変形や引け欠陥を生じさせることなく所期の薄肉ウエブリブ部材を成形できる。
請求項(抜粋):
対向面にリブ成形面部を有してなる対の分割上金型それぞれを傾斜面部で摺動可能に保持する対の楔機構を加圧ヘッドに備えるプレス装置を用い、その加圧ヘッドの下アンビルに対する相対圧下により、対の分割上金型同士を押圧接近させると共に、この対の分割上金型をアンビル上に配置された下金型に対して相対圧下させて、板状のウエブ面から突出させた薄肉リブを有する薄肉ウエブリブ部材を成形するに際し、対の分割上金型同士の押圧接近と下金型に対する圧下とを同時に行い、かつ対の分割上金型同士の押圧接近量よりも下金型に対する圧下量を高めてウエブ部の加圧を完了させる第1工程と、対の分割上金型同士の押圧接近のみを行ってリブ部の加圧を完了させる第2工程とを連続して行うことを特徴とする薄肉ウエブリブ部材の成形方法。
IPC (3件):
B21J 5/02 ,  B21J 5/08 ,  B21K 23/00

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