特許
J-GLOBAL ID:200903012583047151
駆動ベルト用テンショニア
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-282113
公開番号(公開出願番号):特開平8-210446
出願日: 1995年10月30日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【課題】 損耗及び相対回転中の摩擦表面間のジャミングを防止し、コッキング現象に対する耐性を維持し、寿命を延ばし、改良されたテンショニアを提供することを目的とする。【解決手段】 駆動ベルト用テンショニア(1)は、固定構造体(3)、固定構造体のシャフト(7)に関して運動可能なアーム(4)、トーションスプリング(6)、固定構造体及びアームに係合された一対の減衰円錐(8、9)、減衰円錐に作用する圧縮スプリング(10)を備える。円錐の平均半径は、トーションスプリングの最大半径寸法よりも小さい。アームの長さlは、円錐の平均半径と相互に関連して、シャフト及び回転するアームの間の摩擦減衰よりも小さい円錐間の摩擦減衰を決定する。
請求項(抜粋):
固定構造体(3)と、該固定構造体によって搬送され且つ該固定構造体について相対運動可能なレバーアーム(4)と、該アームに係合されたプーリ(5)と、固定構造体及びアームに係合され該アームを固定構造体に関して動かしベルト上にプーリを押しつける第1の機械的スプリング手段(6)と、固定構造体及びアームに係合され固定構造体に関して両回転方向に回転するアームの運動を減衰させる摩擦減衰手段と、を備え、該固定構造体は、長手軸を有し且つ回転するアームの運動に関して固定態様にて固定構造体に載置されているシャフト(7)を有し、該アームは、該シャフトに関して回転するようにシャフトによって搬送される部分を有し、該テンショニアは、(a)該摩擦減衰手段が、第1及び第2の円錐表面(8)(9)を具備する一対の環状要素及び第2の機械的スプリング手段(10)を含み、該第1の表面が摩擦手段を含み、シャフトについて同軸的に載置されており且つ第2の表面に関して同軸的に運動可能であり、第2のスプリング手段が、圧力下にて円錐表面を互いに接触位置に置き、該円錐表面が第1の機械的スプリング手段の最大半径寸法よりも小さい半径を有し、(b)シャフトの中心及びプーリの間で測定されたアームの長さ値(l)及び円錐表面の平均半径値(Rm)が、所定の態様にて相互に関連して、アームが固定構造体に関して回転する際に、シャフト及びシャフトに設けられたアームの部分の間で生じる摩擦減衰よりも小さい摩擦減衰を円錐表面の間に発生させることを特徴とする駆動ベルト用テンショニア。
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