特許
J-GLOBAL ID:200903012586632748

大スパン用の集成材梁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小宮 雄造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-034124
公開番号(公開出願番号):特開平6-229065
出願日: 1993年01月29日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【目的】製作が容易で、緊張材を所望位置に配置して効率的に補強した大スパン用の集成材梁を提供すること。【構成】中央の梁部材11を矩形断面の長い素集成材で構成し、梁部材11を下方に向け湾曲する選定曲線に沿って二つの部材に分割し、二つの部材の一方または両方の分割面の中央に凹溝を形成し、二つの部材をそれらの分割面で接合して、前記凹溝により梁部材11に貫通孔11aを形成し、中央の梁部材11の両側に前記素集成材からなる梁部材12、13を配し、それらの対向面に接着材を施して一体に接合して集成材梁10を形成し、その貫通孔11aに緊張材15を通し、緊張材15に引張力を導入し、緊張材の両端15aを支圧金物17、座金17、ナット等で止めて緊張材15の引張状態を保持し、三つの梁部材11、12、13からなる集成材梁10にプレストレスを導入する。【効果】集成材梁の所定位置に緊張材を通すことができる。
請求項(抜粋):
多数のラミナをその長手方向に平行に揃えて積み重ね且つそれらの接合面に接着剤を施して一体に接合して矩形断面の長い素集成材が形成され、三つの梁部材がそれぞれ矩形断面の長い素集成材で構成され、各梁部材のラミナが略水平になるように各梁部材が横方向に並べられ、各梁部材の対向面に接着剤を施して一体に接合した大スパン用の集成材梁において、三つの梁部材のうちの中央に位置する中央梁部材を下方に向け湾曲する選定曲線に沿って二つの部材に分割し、二つの部材の一方または両方の分割面の中央に凹溝を形成し、二つの部材をそれらの分割面で接合することにより、前記凹溝により中央梁部材に貫通孔が形成され、中央梁部材の両側に矩形断面の長い素集成材からなる側梁部材を配し且つそれらの対向面に接着剤を施して一体に接合して集成材梁が形成され、集成材梁の中央梁部材の貫通孔に緊張材が通され、該緊張材に引張力が導入され、緊張材の両端が適宜の手段で止められて緊張材の引張状態が保持され、三つの梁部材からなる集成材梁にプレストレスが導入されていることを特徴とする大スパン用の集成材梁。
IPC (2件):
E04C 3/18 ,  B27M 3/00

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