特許
J-GLOBAL ID:200903012588008537

写真廃液の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-305574
公開番号(公開出願番号):特開平5-119440
出願日: 1991年10月25日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】【目的】 有機無機のCOD成分とアンモニアを含み、無機塩、特に臭化物を多量に含む写真廃液のCOD値、TOC値、及びアンモニア態窒素量を経済的にかつ極めて高除去率で減少させる写真廃液の処理方法を提供する。【構成】 該写真廃液を100〜370°Cで、廃液を液相に保ちつつ特定の触媒の存在下に酸素を供給して湿式酸化し、次いで得られた処理液を海洋細菌を含む生物相によって生物酸化処理を行う。
請求項(抜粋):
有機性物質と無機性物質を含み、無機塩濃度が廃液1リットルあたり30g以上でかつそのうちの臭化物イオン濃度が1リットルあたり1g以上の写真廃液を下記(A)、(B)の順に処理を行うことを特徴とする写真廃液の処理方法。(A)上記写真廃液を100〜370°Cの温度かつ該廃液が液相を保持する圧力に保ちつつ、鉄、コバルト、マンガン、ニッケル、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、イリジウム、白金、銅、金及びタングステン並びにこれ等金属の水に不溶性又は難溶性の化合物の少なくとも1種を担持した触媒体の存在下でかつ廃液中のアンモニア、有機性物質及び無機性物質を分解するのに必要な量の酸素を含有するガスの供給下に湿式酸化する(工程A)。(B)工程Aを経た処理水について無機塩濃度が1リットルあたり30g以上含む状態で海洋細菌を含む生物相によって生物酸化処理を行う(工程B)。
IPC (4件):
G03C 5/00 ,  C02F 1/74 101 ,  C02F 3/34 101 ,  C02F 9/00

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