特許
J-GLOBAL ID:200903012588551966

光学ガラス素子のプレス成形用型及びその作製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武田 元敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-283547
公開番号(公開出願番号):特開平7-138032
出願日: 1993年11月12日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【目的】 高精度で耐久性の良いプレス成形用金型を切削加工により作製することを可能とし、従来研削加工が困難であった形状の光学ガラス素子のプレス成形用金型を提供する。【構成】 ガラスのプレス成形に耐えるに十分な強度を有する金型母材11を、放電加工等により荒加工した後、成形面となる面に高耐熱薄膜12を形成し、その後、該高耐熱薄膜12の表面にリン(P)イオンを注入して切削加工層13を形成し、該切削加工層13を精密切削加工した後、ガラスとの融着を防止するための保護層14を形成して光学ガラス素子のプレス成形用金型を製造する。高耐熱薄膜12の表面にPを混入して切削加工層13を形成することにより、切削加工層13の切削加工性が向上する。
請求項(抜粋):
ガラスのプレス成形に耐え得るに十分な強度を有する金型母材にタングステンカーバイド(WC)を主成分とする超硬合金,チタンカーバイド(TiC)あるいはチタンナイトライド(TiN)を主成分とするサーメット、またはWC焼結体を用い、該母材上に精密加工層として表面にリン(P)を混入することにより加工性を向上させた高耐熱薄膜を備え、該精密加工層上に白金(Pt),パラジウム(Pd),イリジウム(Ir),ロジウム(Rh),オスミウム(Os),ルテニウム(Ru),レニウム(Re),タングステン(W),タンタル(Ta)から選ばれる少なくとも1種類以上の金属を含む貴金属系合金薄膜を形成したことを特徴とする光学ガラス素子のプレス成形用型。
IPC (3件):
C03B 11/00 ,  C03B 11/08 ,  C03B 40/02

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