特許
J-GLOBAL ID:200903012594706378

溶接構造物の解析方法および溶接構造物の解析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 波多野 久 ,  関口 俊三 ,  猿渡 章雄 ,  古川 潤一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-125673
公開番号(公開出願番号):特開2004-330212
出願日: 2003年04月30日
公開日(公表日): 2004年11月25日
要約:
【課題】有限要素法を用いて溶接構造物の溶接変形、残留応力を解析するにあたり、より一層精度の高い溶接変形、残留応力を推定できる溶接構造物の解析方法および溶接構造物の解析装置を提供する。【解決手段】溶接線の溶接の種類、溶接温度の入熱条件を設定する溶接施工条件設定ステップ2と、設定した溶接線をFEMモデルの要素単位からなる溶接線要素に分割するステップ3、前記有限要素モデルを構成する個々の要素について、溶接の種類と入熱量と溶接線からの距離に応じて定まる固有ひずみ分布を算出するステップ6と、算出した個々の要素の固有ひずみを前記溶接構造物の全体座標系および要素の局所座標系のうち、少なくともいずれか一方の座標系に変換するステップ8と、座標変換した固有ひずみを個々の要素へ荷重条件として与えるFEM解析データを作成するステップ9を有する方法である。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
溶接構造物の有限要素モデルのメッシュ分割を基準として、溶接線の位置、溶接線の方向を指定する一方、この溶接線の溶接の種類、溶接温度の入熱条件を設定する溶接施工条件設定ステップと、設定した溶接線をFEMモデルの要素単位からなる溶接線要素に分割するステップと、分割した溶接線要素の方向を決定し、前記溶接構造物の有限要素モデルを構成する要素と前記溶接線要素との距離および方向を算出する一方、前記有限要素モデルを構成する個々の要素について、溶接の種類と入熱量と溶接線からの距離に応じて定まる固有ひずみ分布を算出するステップと、算出した個々の要素の固有ひずみを前記溶接構造物の全体座標系および要素の局所座標系のうち、少なくともいずれか一方の座標系に変換するステップと、座標変換した固有ひずみを個々の要素へ荷重条件として与えるFEM解析データを作成するステップを有することを特徴とする溶接構造物の解析方法。
IPC (3件):
B23K9/095 ,  B23K31/00 ,  G06F17/50
FI (3件):
B23K9/095 501Z ,  B23K31/00 F ,  G06F17/50 612H
Fターム (3件):
5B046AA00 ,  5B046JA07 ,  5B046KA05

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