特許
J-GLOBAL ID:200903012598780122

深絞り性と耐型かじり性と耐食性に優れた表面処理鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 椎名 彊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-268378
公開番号(公開出願番号):特開平6-116745
出願日: 1992年10月07日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】 本発明は自動車、家具、家電などに用いられる深絞り部品をブレス成形にて行なうに際し、容易にかつ安定して製造するための深絞り性と耐型かじり性に優れた表面処理鋼板を提供する。【構成】 鋼板表面に複数の千鳥状の凹部を設け、凹部の深さが板厚の0.5〜10%とし、鋼板表面の1mm2当りの凹部の合計断面積が0.3mm2以上とし、かつ凹部の合計体積が0.8×106μm3以上として、さらに凹部間距離を凹部の最大さし渡し長さの1.0以上とし、表面に3層に渡って有機皮膜を施すことにより容易にかつ安定した深絞性と耐型かじり性に優れた表面処理鋼板ができる。
請求項(抜粋):
鋼板表面の両面もしくは片面に複数の凹部を設け、該凹部の最大さし渡し長さをdとした時の断面積をS、凹部深さをh、鋼板板厚をt、鋼板表面1mm2当りの凹部個数をnとした時、凹部深さhは鋼板板厚tの0.5〜10%とし、鋼板表面1mm2当り凹部体積の合計VをV=S×h×nで表わすVが0.8×106μm3以上を満足し、鋼板表面1mm2当りの凹部の合計断面積AをA=S×nで表わすAが0.2mm2以上を満足し、圧延方向に隣接する凹部間中心距離P1が1.0d以上、圧延方向列の列間中心距離P2が1.0d以上とし、かつ凹部間中心距離P1と列間中心距離P2の間の位置に凹部群が千鳥模様に配列した冷延鋼板表面に、第一層にZn-Ni系合金めっき層、第二層にクロメート皮膜、第三層に有機皮膜を設けたことを特徴とする深絞り性と耐型かじり性と耐食性に優れた表面処理鋼板。
IPC (6件):
C23C 28/00 ,  B21B 1/22 ,  C21D 7/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 ,  C25D 5/26

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