特許
J-GLOBAL ID:200903012599139056
構築用インサート
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
福島 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-119739
公開番号(公開出願番号):特開平9-279694
出願日: 1996年04月17日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】型枠に形成された取付孔に対して外側からハンマー等により打込むことにより簡便に装着し得るとともに、その部材の製造が比較的容易で、しかも耐久性が改善されて再使用回数が増大し、打設後のインサート本体の入口側の傾斜面の形成も可能な、使い勝手のよい構築用インサートを提供する。【解決手段】型枠6に形成された取付孔7に挿通可能な取付ボルト3と、アンカー部8及び断面形状が円形以外の回り止め部10を有し、内方に取付ボルト3に螺合可能な雌ネジ11を形成したインサート本体2と、弾性変形可能な材料からなり、先細部13に連続した筒状に形成され、その最大径部分の直径が取付孔7より大径に形成された外形を有し、内方に取付ボルト3の挿通部を形成した圧着スリーブ4とを備え、圧着スリーブ4を型枠6の取付孔7に圧入することにより、圧着スリーブ4の外面を取付孔7の内面に圧着して摩擦力により固定する。
請求項(抜粋):
少なくとも、型枠に形成された取付孔に挿通可能な取付ボルトと、前記取付孔に挿通可能なアンカー部及び断面形状が円形以外の回り止め部を有し、前記取付ボルトに螺合可能な雌ネジを形成したインサート本体と、弾性変形可能な材料からなり、先端側が徐々に小径に形成された先細部に連続した筒状に形成され、その最大径部分の直径が前記取付孔より大径に形成された外形を有し、内方に前記取付ボルトの挿通部を形成した圧着スリーブとを備え、前記圧着スリーブの挿通部に前記取付ボルトを挿通して前記インサート本体の雌ネジに螺合して一体化した状態で、前記圧着スリーブを型枠に形成された前記取付孔に圧入することにより、その圧着スリーブの外面を前記取付孔の内面に圧着することによって、インサート本体を型枠に固定することを特徴とする構築用インサート。
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