特許
J-GLOBAL ID:200903012601202917

化粧材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-240942
公開番号(公開出願番号):特開平6-092088
出願日: 1992年09月09日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】熱可塑性樹脂からなる基材フィルム6の表面に、良好な離型性を持つ樹脂からなるインキで木目,抽象柄等の絵柄模様を印刷し、さらに該絵柄模様層7の表面に、良好な付着性を持つ固形のプライマー層8を形成して転写シートを得る第1の工程と、通気性を有する成形基材1の表面に液状の接着剤4を塗工する第2の工程と、真空プレス積層成形法により、転写シート5をゴム状弾性膜14で加熱軟化させながら成形基材の表面にプライマー層8と接着剤層4とを密着させる第3の工程と、転写シートから基材シート引き剥がして絵柄模様層を成形基材の表面に残置させる第4の工程と、から構成される。【効果】 多孔質で粗い表面を有する成形基材にも良好に絵柄模様を転写もしくは接着でき、かつ、転写シートと接着剤層との間に空気(気泡)を残留し難くできる。
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂からなる基材フィルムの表面に、該基材フィルムに対して良好な離型性を持つ樹脂からなるインキで木目,抽象柄等の絵柄模様を印刷し、さらに該絵柄模様層の表面に、後記の成形基材に塗布される接着剤に対して良好な付着性を持つ固形のプライマー層を形成して転写シートを得る第1の工程と、通気性を有する成形基材の表面に液状の接着剤を塗工する第2の工程と、加圧用のゴム状弾性膜及び加熱用のヒーターを有する真空プレス積層成形機における吸引置台上に上記接着剤が塗工された成形基材を配するとともに、上記転写シートのプライマー層と上記成形基材の接着剤層とが対向するように上記成形基材上に上記転写シートをセットし、上記ヒータにより上記ゴム状弾性膜を加熱しつつ、上記ゴム状弾性膜と上記吸引置台との間に形成される閉空間内の空気を上記吸引置台に形成された通気孔を通じて真空吸引するとともに必要に応じて上記ゴム状弾性膜を上記成形基材側へ加圧することにより、上記転写シートを上記ゴム状弾性膜で加熱軟化させながら上記成形基材の表面に添わせるように押し付けて上記プライマー層と接着剤層とを密着させる第3の工程と、該第3の工程により上記成形基材に接着された転写シートから上記基材シートを引き剥がして上記絵柄模様層を上記成形基材の表面に残置させる第4の工程と、を具備して構成される化粧材の製造方法。
IPC (2件):
B44C 1/17 ,  B32B 31/00
引用特許:
審査官引用 (16件)
  • 特公昭41-017335
  • 特開昭48-053805
  • 特開昭56-123891
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