特許
J-GLOBAL ID:200903012604317480

重荷重用空気入りラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔦田 璋子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-272296
公開番号(公開出願番号):特開平10-119518
出願日: 1996年10月15日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 ビード部の張り出し変形に伴うビードトウ部のつり上りやカーカスプライ係止点のせり上がりを抑制して、トレッドクラウンの1/4点付近の突出変形を防止するとともに、ころがり抵抗の低下および過度の発熱を生じさせないようにする。【解決手段】 ゴムフィラー4を、ゴム硬度85以上の硬質ゴムフィラー4aとゴム硬度65〜75の軟質ゴムフィラー4bとにより形成し、ビードカバー3aとカーカストッピングゴムとの外側の界面点をA、内面側の界面点をBとし、硬軟両ゴムフィラー4a,4bの外側の界面点Cを、リムフランジ径Rdの高さ位置より高くかつカーカス巻上げ端Dより10mm以上低い高さ位置に、また前記界面点Bから硬軟両ゴムフィラー4a,4bの内側の界面点Eまでの距離Lbを、界面点Aから巻上げ端Dまでの距離Laに対し1.0La〜2.0Laに設定する。
請求項(抜粋):
スチールコードよりなる1枚のカーカスプライをビード部においてビードコアおよびその上に配したゴムフィラーの回りに内側から外側に巻き上げて係止してなる空気入りラジアルタイヤにおいて、前記ゴムフイラーは、ビードコアに隣接するゴム硬度85以上の硬質ゴムフィラーと、この硬質ゴムフィラーに連続するゴム硬度65〜75の軟質ゴムフィラーとからなり、タイヤ断面形状において、ビードコア全体を包むビードカバーとカーカストッピングゴムとのタイヤ外面側の界面点を(A)、内面側の界面点を(B)とするとき、硬質ゴムフィラーと軟質ゴムフィラーとのタイヤ外面側の界面点(C)が、リムフランジ径の高さ位置より高くかつカーカス巻上げ端(D)より10mm以上低い高さ位置にあり、また前記界面点(B)から硬質ゴムフィラーと軟質ゴムフィラーとのタイヤ内面側の界面点(E)までの距離(Lb)が、前記界面点(A)からカーカスプライの巻上げ端(D)までの距離(La)に対して1.0La〜2.0Laに設定されてなることを特徴とする重荷重用空気入りラジアルタイヤ。
IPC (3件):
B60C 15/06 ,  B60C 9/08 ,  B60C 15/00
FI (5件):
B60C 15/06 B ,  B60C 15/06 C ,  B60C 15/06 N ,  B60C 9/08 E ,  B60C 15/00 K
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭59-023705
  • 特開平3-253412
  • 特開昭61-193904
全件表示
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-023705

前のページに戻る