特許
J-GLOBAL ID:200903012613166266
抗菌性手摺の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小西 淳美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-263629
公開番号(公開出願番号):特開平9-078789
出願日: 1995年09月19日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】 病院、食品工場等の衛生的な環境を必要とする場所での手摺は、多くの人の接触により、汚染の原因となる。本発明は抗菌性金属化粧板を用いて手摺を作り、手摺からの環境汚染を防止すると共に、室内感染の防止に役立てる。【解決手段】 印刷基材15として着色した熱可塑性樹脂シートに印刷により絵柄層14を設け、その絵柄層の上に透明又は半透明な熱可塑性樹脂シート13をダブリングエンボス法にて積層し、その透明又は半透明な熱可塑性樹脂シート13のエンボス面に、抗菌剤11を含有する透明なOP層12を形成して抗菌性化粧シートを作製し、該抗菌性化粧シートを接着剤16を介して金属板17に積層して抗菌性金属化粧板1を作る。この抗菌性化粧板を用途に合わせて曲げ加工して抗菌性手摺を製作する。
請求項(抜粋):
着色した熱可塑性樹脂シートに絵柄層を設け、その絵柄層の上に透明又は半透明な熱可塑性樹脂シートをダブリングエンボス法にて積層し、該積層材のエンボス面に抗菌剤を添加した樹脂組成物でオーバープリント層を形成して抗菌性化粧シートを作製し、該抗菌性化粧シートを接着剤を介して金属板に積層して抗菌性金属化粧板とし、該抗菌性金属化粧板に曲げ加工を施して手摺としたことを特徴とする抗菌性手摺の製造方法。【請求項1】 前記抗菌剤が、銀系抗菌剤、酸化亜鉛化合物、硫酸亜鉛系抗菌剤のうちのいずれかであり、その粒径が、0.1〜10μmであり、樹脂組成物の固形分に対する添加量が1〜10重量%であることを特徴とする請求項1に記載の抗菌性手摺の製造方法。【請求項3】 前記抗菌剤を添加した樹脂組成物のバインダー樹脂が、アクリルポリオール、ポリエステルポリオール等を主剤とした二液硬化型ウレタン樹脂であり、且つ抗菌剤を添加したオーバープリント層が2〜10μmであることを特徴とする請求項1及び請求項2に記載の抗菌性手摺の製造方法。
IPC (5件):
E04F 11/18
, A01N 59/16
, A61L 2/16
, B32B 15/08
, B32B 27/18
FI (6件):
E04F 11/18
, A01N 59/16 A
, A01N 59/16 Z
, A61L 2/16 A
, B32B 15/08 H
, B32B 27/18 F
引用特許:
審査官引用 (3件)
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抗菌性化粧板
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-137212
出願人:イビデン株式会社
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特開昭60-206640
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特公昭58-014312
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