特許

J-GLOBAL ID：200903012613856467

熱硬化性樹脂組成物

発明者： 原野 芳行 ,  生井 創三
出願人/特許権者： ダイセル化学工業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-227997
公開番号（公開出願番号）：特開平5-065331
出願日： 1991年09月09日
公開日（公表日）： 1993年03月19日
要約：

【要約】【目的】可撓性に優れた脂肪族環状エポキシ樹脂を含む熱硬化性樹脂組成物を提供すること。【構成】(a) 下記一般式(I) で表わされる脂肪族環状エポキシ樹脂組成物と、(b) カチオン重合開始剤を必須成分とすることを特徴とする熱硬化性樹脂組成物 Y1 -CO-[Z]n1-OCH2 -Y2 ・・・・・(I) [ただし、(I) 式において、Zはラクトン化合物単位で、以下の構造を、Y1 およびY2 はアルキル置換基を含むかまたは含まないシクロヘキセンモノエポキシド残基である]。【効果】本発明の熱硬化性樹脂組成物は可撓性の優れた、強靭な硬化物である。この特徴を利用し、熱硬化性エポキシ樹脂の適用範囲を可撓性の必要な分野にまで広げることができる。また、他の熱硬化性エポキシ樹脂と混合して使用することによって、目的に応じた可撓性を付与することができる。

請求項（抜粋）：

(a) 下記一般式(I) で表わされる脂肪族環状エポキシ樹脂組成物と、(b) カチオン重合開始剤を必須成分とすることを特徴とする熱硬化性樹脂組成物 Y1 -CO-[Z]n1-OCH2 -Y2 ・・・・・(I) 〔ただし、(I) 式において、Zは以下の構造Y1 は以下の構造【化1】Y2 は以下の構造【化2】R11〜R29、Ra 、およびRb は水素、または、一般的には1〜9個の炭素原子を含有するアルキル基で同時に各々の基に換えることができる。c は4〜8の整数、n1は1以上の整数を表わす。〕

IPC (2件)：

C08G 59/24 NHP ,  C08G 59/68 NKM