特許
J-GLOBAL ID:200903012617901947
物体間距離演算装置および物体間距離演算プログラム記憶媒体
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山田 正紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-128601
公開番号(公開出願番号):特開平10-074215
出願日: 1997年05月19日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】コンピュータ上に構築された物体(CG(コンピュータグラフィックス)モデル)の最近接間距離を算出する物体間距離演算装置に関し、2つの凸物体間の距離を高速に算出する。【解決手段】2つの凸物体のうちの一方の凸物体(自分)から他方の凸物体(相手)に向かう方向の最近接ベクトルと、自分(一方の凸物体)を構成する頂点の位置ベクトル、もしくは制御点の位置ベクトルとの内積のうち、一方の凸物体の、他方の凸物体に対する最近接点から離れた頂点もしくは制御点についての内積よりも大きな値を持つ原理で、2つの凸物体の最近接点を結ぶ最近接ベクトルを求める第1の最近接ベクトル演算手段と、凸曲面物体の最近接点で凸曲面物体に接する平面と2つの凸物体の最近接点を結ぶ最近接ベクトルとが直交する原理で、第1の最近接ベクトル演算手段で求めた最近接ベクトルを新たな最近接ベクトルに修正する第2の最近接ベクトル演算手段とを備えた。
請求項(抜粋):
一方が凸多面体であることが許容され他方もしくは双方が凸曲面のパッチの集合からなる凸曲面物体で構成されてなる2つの3次元凸物体の最近接点間距離を、該2つの凸物体の、配置位置情報を含む形状情報に基づいて算出する物体間距離演算装置において、前記2つの凸物体の最近接点どうしを結ぶ最近接ベクトルであって、該2つの凸物体のうちの一方の凸物体から他方の凸物体に向かう方向の最近接ベクトルと、該一方の凸物体を構成する、該一方の凸物体が凸多面体である場合の頂点の位置ベクトル、もしくは該一方の凸物体が凸曲面物体である場合の該凸曲面物体を構成する凸曲面パッチを構成するための制御点の位置ベクトルとの内積のうち、該一方の凸物体の、該他方の凸物体に対する最近接点に近い頂点もしくは制御点についての内積が、該一方の凸物体の最近接点から離れた頂点もしくは制御点についての内積よりも大きな値を持つ最近接ベクトルを求める第1の最近接ベクトル演算手段と、前記第1の最近接ベクトル演算手段で求められた最近接ベクトルを、前記凸曲面物体の最近接点で該凸曲面物体に接する平面と直交する新たな最近接ベクトルに修正する第2の最近接ベクトル演算手段とを備えたことを特徴とする物体間距離演算装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G06F 15/60 628 A
, G06F 15/62 350 K
引用特許:
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