特許
J-GLOBAL ID:200903012635840890

シャフト固定式レラクタンス型振動モータ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-056699
公開番号(公開出願番号):特開2003-251277
出願日: 2002年03月04日
公開日(公表日): 2003年09月09日
要約:
【要約】【課題】振動モータの構成をマグネットを使わないレラクタンス型とすることにより、回転漏れ磁束を抑え、更にモータが小型化されても導電線の引出作業を容易に行う。【解決手段】シャフトの外周面上にすり割り部を設け、そのすり割り部にコイルへの給電用導電線を収納してロータ外部へ引き出すと共に、ロータのヨーク部材の円筒側面に切り欠きを設けて、レラクタンスの異なる区画を円周方向に分割して設けるシャフト固定式レラクタンス型振動モータ。
請求項(抜粋):
ステータと、ロータと、を備え、前記ステータは、円柱状のシャフトと、電機子と、前記シャフトに嵌合されるリングとから構成されると共に、前記電機子は、複数の突極を有し且つ前記シャフトを内挿するコアと、前記コアに巻回されるコイルとを有し、前記シャフトの外周面上の一部にはすり割り部が設けられると共に、前記すり割り部の回りに前記リングが嵌合され、一方、前記ロータは、前記シャフトの軸方向に円筒形状に形成されるヨーク部材と、前記ヨーク部材の両端の開口部に備えられるベアリングと、前記ヨーク部材の円筒側面に設けられる重りとから構成され、前記シャフト及び前記リングが前記ベアリングにそれぞれ内挿されることで、前記電機子が前記ヨーク部材に収納され、前記突極と前記ヨーク部材の内側円筒側面とが対向配置され、更に、前記円筒側面に切り欠きを設けることで、前記円筒側面に前記突極との間に生ずるレラクタンスが異なる区画が円周方向に分割して設けられると共に、前記すり割り部に前記コイルへの給電用導電線が収納され、更に前記導電線が前記ロータ外部へ引き出され、前記コイルが給電されて前記突極に発生する磁束によって、前記区画のうちレラクタンスの小さい区画が前記突極に磁気吸引されることで、前記ロータが前記ステータに対して相対的に回転することを特徴とする、シャフト固定式レラクタンス型振動モータ。
IPC (2件):
B06B 1/04 ,  B06B 1/16
FI (2件):
B06B 1/04 S ,  B06B 1/16
Fターム (6件):
5D107AA01 ,  5D107AA11 ,  5D107BB08 ,  5D107CC08 ,  5D107DD08 ,  5D107FF08

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