特許
J-GLOBAL ID:200903012636264184

下水圧送管中の硫化水素発生抑制方法及びそのための酸素発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-061908
公開番号(公開出願番号):特開2001-011926
出願日: 2000年03月07日
公開日(公表日): 2001年01月16日
要約:
【要約】【課題】 圧送ポンプの停止時間が長くても下水の嫌気化を回避し圧送下水量の変動に拘わらず常に硫化水素濃度を一定水準以下に抑制する一方、酸素発生装置の設置スペースの削減と消費電力を抑制する。【解決手段】 圧送ポンプの稼動に連動して圧送下の下水中に酸素ガスを注入し下水圧送管内での硫化水素の発生を抑制する方法において、1日を1サイクルとする圧送ポンプの稼働率変動パターンに基づいて基準稼働率及び圧送ポンプの稼働率が前記基準稼働率よりも上昇し始める稼働率上昇時刻と前記基準稼働率よりも低下し始める稼働率低下時刻を設定する一方、前記稼働率低下時刻よりも所定時間前の時刻を過剰酸素供給開始時刻として設定し、時刻が過剰酸素供給開始時刻に達してから稼働率上昇時刻に達するまでの時間帯は圧送下水量に対応する一定量の酸素ガスよりも過剰に酸素ガスを下水中に注入する。下水圧送管への所要酸素注入量に応じて一方の制御系を選択して前記吸着槽ユニットの全部又は一部を選択的に稼働させると共に、前記所要酸素注入量に応じた所要圧縮空気量を供給する。
請求項(抜粋):
圧送ポンプの稼動に連動して圧送下の下水中に酸素ガスを注入し下水圧送管内での硫化水素の発生を抑制する方法において、1日を1サイクルとする圧送ポンプの稼働率変動パターンに基づいて基準稼働率及び圧送ポンプの稼働率が前記基準稼働率よりも上昇し始める稼働率上昇時刻と前記基準稼働率よりも低下し始める稼働率低下時刻を設定する一方、前記稼働率低下時刻よりも所定時間前の時刻を過剰酸素供給開始時刻として設定し、時刻が過剰酸素供給開始時刻に達してから稼働率上昇時刻に達するまでの時間帯は圧送下水量に対応する一定量の酸素ガスよりも過剰に酸素ガスを下水中に注入することを特徴とする下水圧送管中の硫化水素発生抑制方法。
IPC (3件):
E03F 3/00 ,  C02F 1/00 CDM ,  C02F 1/00
FI (3件):
E03F 3/00 ,  C02F 1/00 CDM C ,  C02F 1/00 CDM K
Fターム (3件):
2D063AA07 ,  2D063BA00 ,  2D063DC00

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