特許
J-GLOBAL ID:200903012637364492

高清浄度鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中路 武雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-234076
公開番号(公開出願番号):特開平7-041824
出願日: 1991年08月21日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 極低炭素鋼の低酸素化による高清浄度鋼の安定的製造方法を確立する。【構成】 上底吹き転炉によるP≦0.10%脱りん予備処理溶銑を使用し、スラグ量を15Kg/tに抑制し、C≦0.10%、P≦0.02%にて吹止し取鍋に出鋼し、スラグをAl滓にて改質し(T.Fe)≦10%、CaO/Al2O3=1〜2とし、次の酸素上吹きRH真空脱ガス処理による2次精錬を実施しC≦100ppm、〔O〕≦30ppmとした溶鋼を無酸化雰囲気で連続鋳造する。【効果】 C≦100ppm、〔O〕≦30ppmの極低炭素鋼の低酸素化を図る安定した製造方法を確立し、製品の欠陥率をほとんど0とすることができた。
請求項(抜粋):
上底拭き転炉にてP:0.1%以下に脱りんした予備処理溶銑を使用し、吹止成分C ≦ 0.10%P ≦ 0.02%に吹錬した溶鋼を15Kg/溶鋼t以下に抑制したスラグと共に取鍋に出鋼する工程と、前記取鍋に受鋼した溶鋼上に浮遊するスラグにAl滓を散布した後炭酸カルシウムと生石灰を添加してT.Fe ≦ 10%CaO/Al<SB>2</SB>O<SB>3 </SB>= 1〜2とするスラグの改質工程と、前記スラグを改質した溶鋼を酸素上吹き真空脱ガス炉にて2次精錬しC<100ppmまで脱炭する工程と、前記2次精錬した溶鋼を脱酸した後無酸化雰囲気で連続鋳造する工程と、を有して成ることを特徴とする高清浄度鋼の製造方法。
IPC (3件):
C21C 7/076 ,  C21C 7/06 ,  C21C 7/068
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭62-290815
  • 特開平2-030711
  • 特開平1-294817
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