特許
J-GLOBAL ID:200903012637630893

帯を太鼓に結ぶ方法及びそれに使用する器具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 紀子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-338423
公開番号(公開出願番号):特開平8-188912
出願日: 1994年12月28日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】 帯を、締める途中で、結んだりねじったりして皺にすることなく、前で、目視しながら、所望の太鼓形状に固定し、安定して、美しく太鼓に結ぶことができる方法及びそれに使用する器具を提供する。【構成】 帯枕の受け台となる留め具Xと、太鼓の形状を固定するクリップYを使用して、帯を太鼓に結ぶものであり、留め具Xとしては、円筒状の枕受け台1の下に、実質的に逆三角形の板状留具2と前記板状留具2の1/2以下の長さの板状支持具3が、縦断面が実質的に逆U字型をなす状態で取り付けられたものを使用し、クリップYとしては、2枚の板状部5、6を支点7により開閉可能に取り付けたものであって、作用部8の長さが10〜15cmであり、作用部8の表面先端部に目盛りが設けられたものを使用する。
請求項(抜粋):
帯を胴に巻きつけ太鼓に結ぶものであって、背で帯の手先を上にとって、胴に帯を二度巻きつけ、その後、手先を下に降ろし、その折り曲げ部分で、上端部が帯枕の受け台となる留め具Xにより、手先の根元と胴に巻きつけた帯を一体に固定し、帯の太鼓の部分を前に持ってきて、太鼓の山の部分に2本のクリップYを固定し、垂れの折り上げ部分にも2本のクリップYを固定することにより、所望の太鼓形状に形成し、帯枕に帯あげを掛けたものを、該太鼓の山に当て、その後、クリップYにより固定された太鼓を背にまわし、帯枕の紐を前で結び、太鼓の中、垂れのクリップYの上に手先を返して通し、帯あげ、帯〆を締めて、クリップYを外すことを特徴とする帯を太鼓に結ぶ方法。

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