特許
J-GLOBAL ID:200903012638470679

気流分級機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-270919
公開番号(公開出願番号):特開平5-104065
出願日: 1991年10月18日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】 気流分級機に設けたガイドベーンの角度調整による分級点の調整を分級機の稼動時に行なえるようにする。【構成】 上部ケーシングの下端に設けたアッパーリングと下部ケーシングの上端に設けたロワーリング9との間に複数のガイドベーン10を周方向に所要の間隔をおいて設ける。各ガイドベーン10の中央部をアッパーリングとロワーリング9とで両端部が支持された支持ピン16で回転自在に支持する。アッパーリングの下面外周部に設けた環状凹部に調整リング18を回転自在に取付け、その調整リング18の下面に周方向に傾斜するガイド孔25を設ける。ガイド孔25内に挿入したガイドピン26をガイドベーン10の外端部に固定し、調整リング18の回転によって各ガイドベーン10を支持ピン16を中心に同時に回転させる。
請求項(抜粋):
上部ケーシングの内側に組込まれた案内板と下部ケーシングの内側に組込まれた分級板との間に分級室を形成し、上部ケーシングの下端に設けられたアッパーリングと下部ケーシングの上端に設けられたロワーリングとの間に複数のガイドベーンを周方向に所要の間隔をおいて設け、隣接するガイドベーン間より分級室内に流入する二次エアにより分級室内で旋回する粉体の旋回速度を加速して粉体を微粉と粗粉とに遠心分離する気流分級機において、前記ガイドベーンのそれぞれ中央部をアッパーリングとロワーリングで両端部が支持された支持ピンで回動自在に支持し、アッパーリングとガイドベーン間又はロワーリングとガイドベーン間に外部から回動操作される調整リングを組込み、上記支持ピンから外側の位置において調整リングとガイドベーンの対向面一方にガイドピンを設け、他方にそのガイドピンが挿入されるガイド孔を形成し、このガイド孔を長孔とし、その両端と調整リングの中心間の距離が相違するようガイド孔を傾斜させたことを特徴とする気流分級機。

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