特許
J-GLOBAL ID:200903012639091957

熱可塑性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 猛 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-185013
公開番号(公開出願番号):特開平9-012800
出願日: 1995年06月29日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【目的】 ポリプロピレンとポリフェニレンエーテルとを含む組成物の層剥離を改良し、且つ、熱履歴後の靱性低下を改良する。【構成】 (a)性質が異なる二種の特定ポリプロピレン系樹脂;30〜90重量%、(b)ポリフェニレンエーテル;70〜10重量%、上記(a)、(b)成分の合計量;100重量部に対して、(c)共役ジエン化合物が特定のビニル結合を有するブロック共重合体を特定の範囲で水素添加反応してなる選択水添ブロック共重合体;5〜30重量部を含むことを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂組成物において、(a)ポリプロピレン系樹脂が、(a-1)パルスNMRによる自由誘導減衰(FID)より求めたホモ-ポリプロピレン部分の結晶相の割合が96%以上であり、融点が163°C以上である高結晶ポリプロピレンと、(a-2)パルスNMRによる自由誘導減衰(FID)より求めたホモ-ポリプロピレン部分の結晶相の割合が93〜96%未満であり、融点が155〜163°C未満である中結晶ポリプロピレンとからなるポリプロピレン系樹脂、の二種の異なる性質を有するポリプロピレン系樹脂で構成され、高結晶ポリプロピレン系樹脂/中結晶ポリプロピレン系樹脂=95/5〜10/90(重量比)含むことを特徴とするポリプロピレン系樹脂 30〜90重量%(b)ポリフェニレンエーテル 70〜10重量%上記(a)、(b)成分の合計100重量部に対して、(c)共役ジエン化合物の1,2-ビニル結合もしくは3,4-ビニル結合量が65〜75%である少なくとも1個の共役ジエン化合物を主体とする重合体ブロックBと少なくとも1個のビニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロックAとからなるブロック共重合体を、65〜80%未満水素添加してなる選択水添ブロック共重合体 5〜30重量部を含むことを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
IPC (6件):
C08L 23/10 LCD ,  C08L 23/10 LCN ,  C08L 23/10 LCU ,  C08L 53/02 LLY ,  C08L 53/02 LLZ ,  C08L 71/12 LQP
FI (6件):
C08L 23/10 LCD ,  C08L 23/10 LCN ,  C08L 23/10 LCU ,  C08L 53/02 LLY ,  C08L 53/02 LLZ ,  C08L 71/12 LQP

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