特許
J-GLOBAL ID:200903012640673480

動きベクトル探索方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-044671
公開番号(公開出願番号):特開平9-238346
出願日: 1996年03月01日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【課題】 動き検出処理に要する演算量を減らして正しい動きベクトルを検出できるようにする。【解決手段】 まず、第1の小ブロック(AやC)については、ゼロベクトルを中心としてあらかじめ定められた、-R<SB>u</SB> <U><</U>u<U><</U>R<SB>u</SB> ,-R<SB>v</SB> <U><</U>v<U><</U>R<SB>v</SB> なる範囲で探索が実行される。一方、第2の小ブロック(BやD)については、近傍にある第1の小ブロック(それぞれA、C)にて求められている動きベクトル(U<SB></SB><SB>1</SB> ,V<SB>1</SB> )を中心として探索が行なわれる。すなわち、U<SB>1</SB> -R′<SB>u<U></SB></U><U><</U>u<U><</U>U<SB>1</SB>+R′<SB>u</SB> ,V<SB>1</SB> -R′<SB>v</SB> <U><</U>v<U><</U>V<SB>1</SB> +R′<SB>v</SB> なる探索範囲で探索が実行される。ここで、第2の小ブロックにて探索される範囲は第1の小ブロックにて探索される範囲よりも小さく設定される。すなわち、R′<SB>u</SB> <U><</U>R<SB>u</SB> ,R′<SB>v</SB> <U><</U>R<SB>v</SB> である。
請求項(抜粋):
ディジタル画像信号に対して、現フレームの画像データを小ブロックに分割し、分割された動き検出対象小ブロックに対して、フレームメモリに蓄えられている過去または未来の参照フレーム中の複数の候補ブロックを探索し、各候補ブロックとの類似度を、定められた評価基準に基づいて求め、その評価値によって最も類似した候補ブロックへのベクトルを動きベクトルとする動きベクトル探索方法において現フレームの小ブロックを第1の小ブロックと第2の小ブロックの2種類に分類し、第1の小ブロックに対しては、その小ブロックと空間的に同一位置にある、過去または未来の参照ブロック中の点を中心としてあらかじめ定められた第1の範囲の候補ブロックを探索して動きベクトルを算出し、第2の小ブロックに対しては、前記点から、動き検出対象小ブロックの近傍にある第1の小ブロックにて求められた動きベクトル分ずれた点を中心として、定められた第2の範囲の候補ブロックを探索することにより動きベクトルを算出することを特徴とする動きベクトル探索方法。

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