特許
J-GLOBAL ID:200903012642661527

補強コンクリート巻き立て用型枠装置および補強コンクリート巻き立て工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加川 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-038434
公開番号(公開出願番号):特開平10-220031
出願日: 1997年02月06日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 既設柱の周囲に耐震補強のためにコンクリートを巻き立てる際に,コンクリート注入時に型枠が傾かないようにする。【解決手段】 既設柱1の周囲に型枠4を設け、複数箇所において,開口部5を設ける。下から2番目の四面の開口部5にそれぞれスペーサ装置26をはめ込んで,スペーサ装置26のジャッキボルト14で型枠4と既設柱1の側面との間の間隔を規定する。最下位の開口部5からコンクリートをこの最下段の開口部5の下縁近傍まで注入した後,一旦コンクリート注入を中止し、下から2番目の開口部5からスペーサ装置26を外し,その開口部5に蓋をし、下から3番目の開口部5にスペーサ装置26をはめ込み,下から2番目の開口部5からコンクリートを同様に注入する。この作業を型枠4の下側から順に繰り返して,既設柱1の高さ全体について,既設柱1の周囲にコンクリートを打設する。
請求項(抜粋):
既設の柱の周囲に補強のためにコンクリートを適宜の厚さで巻き立てる際に,当該既設柱の周囲に設ける補強コンクリート巻き立て用型枠装置であって,既設柱の周囲に配置した型枠の上下方向の複数箇所においてそれぞれ,型枠の周方向の複数位置に開口部が形成され,上部の開口部にはジャッキボルトとスペーサ枠からなるスペーサ装置が取り付けられるとともに,該ジャッキボルトが既設柱の壁面を押し付けるようにして取り付けられ,下部の開口部がコンクリート注入口となっていることを特徴とする補強コンクリート巻き立て用型枠装置。

前のページに戻る