特許
J-GLOBAL ID:200903012649611754

クロム含有超硬合金およびその被覆超硬合金

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-249410
公開番号(公開出願番号):特開2006-063416
出願日: 2004年08月30日
公開日(公表日): 2006年03月09日
要約:
【課題】硬さ,強度,靱性や耐摩耗性,耐溶着性,耐塑性変形性など改善することによって、鋼や鋳物の高速切削加工で長寿命を発揮するクロム含有超硬合金およびその被覆超硬合金の提供を目的とする。【解決手段】コバルトおよび/またはニッケルを主成分とする金属結合相:5〜20体積%と、クロムとチタンとNとを含有する複合化合物からなる分散相:2〜20体積%と、残りが炭化タングステンと不可避不純物とからなるクロム含有超硬合金は、硬さ,強度,靱性や耐摩耗性,耐溶着性,耐塑性変形性に優れる。
請求項(抜粋):
Coおよび/またはNiを主成分とする金属結合相:5〜20体積%と、CrとTiとNとを含有する複合化合物からなる分散相:2〜20体積%と、残りがWCと不可避不純物とからなるクロム含有超硬合金において、該分散相は、組成式:(CraTibAc)(N1-d-eCdOe)zで表され、AはV,Nb,Ta,Zr,Hf,Mo,Wの中の少なくとも1種を表し、aはCrとTiとAとの合計に対するCrの原子比を表し、bはCrとTiとAとの合計に対するTiの原子比を表し、cはCrとTiとAとの合計に対するTiの原子比を表し、dはNとCとOとの合計に対するCの原子比を表し、eはNとCとOとの合計に対するOの原子比を表し、zはCrとTiとAとの合計に対するNとCとOとの合計の原子比を表し、a+b+c=1.0,0.1≦a≦0.7,0.1≦b≦0.9,0≦c≦0.8,0≦d<0.5,0≦e≦0.1,0.7≦z≦1.0を満足するクロム含有超硬合金。
IPC (1件):
C22C 29/08
FI (1件):
C22C29/08
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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