特許
J-GLOBAL ID:200903012651463088
人間および動物の生体組織内の出血を停止する装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
浜田 治雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-508651
公開番号(公開出願番号):特表平10-504751
出願日: 1994年08月29日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】この発明は、プラズマジェット手段により中程度または重度に出血している人間および動物の生体組織の凝結および痴皮の形成を改善することに関する。装置は電気的に伝導性の本体(6)からなるプラズマジェット発生手段を備え、これは正の電位を有するガス出力源の正極に接続されている。本体(6)はプラズマ生成ガスを加熱するために設けられた円筒状チャネル(17)とともに形成されている。チャネル(17)は複数のセクション(8,9,10)から構成され、これらは互いに電気的に絶縁されているとともに、それぞれがブッシュ(22)を介して本体(6)に接続されている。ブッシュはセクション(8,9,10)と同心上にあり電気的に絶縁されている。ブッシュ(22)は、冷却液をガス加熱チャネル(17)に向かってまたこれから誘導するよう設置されたチャネル(19)とともに形成されている。
請求項(抜粋):
人間および動物の生体組織内の出血をプラズマジェット手段によって停止し痂皮を形成するための装置であり、 ペンシル状の外形を有し所要のプラズマジェット断面を形成するための先端部(7)とともに形成された電気的に伝導性の本体(6)からなるプラズマジェット発生手段を備え、前記本体(6)は正の電位を有するガス出力源の正極に接続され、 本体(6)はプラズマ生成ガスを加熱するための円筒状チャネル(17)を備え、前記チャネルは複数のセクション(8,9,10)からなり、これらのセクションは互いに電気的に絶縁されるとともにそれそれが電気的に絶縁性のブッシュ(22)を介して本体(6)に接続され、このブッシュはセクション(8,9,10)と同心状であるとともに冷却液をガス加熱チャネル(17)へおよびこれから誘導するために設けられたチャネル(19)とともに形成され、 前記セクション(8,9,10)は、最も外側のセクション(10)を除いて、等しいチャネル横断長dcと等しいチャネル長lnとを有し、nはカソード(13,14)から計算したセクションの数に相当し、前記セクションの数は少なくとも3つであり、これに加えてカソード(13)から離延して後続する各セクションの長さがln=n-dcとなる必要があり、 プラズマジェットを形成するために設けられた最も外側のセクション(10)が本体(6)の先端部分(7)に接続されるとともに、切創からの出血を停止するために、プラズマ生成ガスの種類および生体組織の特性に応じて設定されたチャネル横断長dfを有し、前記チャネルは生体組織を切開するために2つの円筒状の空洞(17,18)として構成され、その入り口部分の横断長が先行する全てのセクション(8,9)の横断長dcに等しくなるとともに出口部分は0.4-0.6mm等しくなりさらにその長さlは(1.5-
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