特許
J-GLOBAL ID:200903012661036528

薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三反崎 泰司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-237614
公開番号(公開出願番号):特開2001-067617
出願日: 1999年08月24日
公開日(公表日): 2001年03月16日
要約:
【要約】【課題】 磁極幅を縮小化した場合においても、磁極幅の正確な制御を可能にすると共に、十分なオーバーライト特性を得ることができる薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法を提供する。【解決手段】 平坦面上に形成した上部ポールチップ27aの端縁面T1によってスロートハイトゼロ(TH0)位置を規定する。上部ポールチップ27aの形成時点でTH0位置を正確に決定でき、薄膜磁気ヘッドの記録特性に寄与するスロートハイトを高精度に決定できる。上部ポールチップ27aと上部磁極27cとの磁気的連結は、幅方向に分離された2つの接続部27a(3) R,27a(3)Lによって十分な接触面積をもって行う。磁気ボリュームの大きな領域から小さな領域に磁束が流入する際の磁束飽和による磁束伝播ロスを低減できる。
請求項(抜粋):
記録媒体に対向する側の一部がギャップ層を介して対向する2つの磁極を含む、互いに磁気的に連結された少なくとも2つの磁性層と、前記少なくとも2つの磁性層の間に絶縁層を介して配設された薄膜コイルとを有する薄膜磁気ヘッドであって、前記2つの磁性層のうち少なくとも一方の磁性層は、前記薄膜コイルを流れる電流に応じた磁束を伝搬させる第1の磁性層部分と、前記第1の磁性層部分と磁気的に連結された第2の磁性層部分とを備え、前記第2の磁性層部分は、記録媒体に対向する記録媒体対向面から、この面と離れる長さ方向に一定幅をもって延在し、前記記録媒体の記録トラック幅を画定するトラック幅画定部と、前記第1の磁性層部分と磁気的に連結されると共に、トラック幅方向に互いに分離して配置された少なくとも2つの接続部と、前記絶縁層の記録媒体対向面側の端縁を画定する端縁部を有すると共に、前記トラック幅画定部と前記少なくとも2つの接続部とを磁気的に連結させる中間連結部とを含むことを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
Fターム (7件):
5D033BA07 ,  5D033BA13 ,  5D033BA41 ,  5D033CA02 ,  5D033DA03 ,  5D033DA08 ,  5D033DA31

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