特許
J-GLOBAL ID:200903012662763008

グラフィック並列処理装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 栄男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-172792
公開番号(公開出願番号):特開平7-029020
出願日: 1993年07月13日
公開日(公表日): 1995年01月31日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 専用のハードウエアを必要とせず、グラフィック処理の高速化を図る装置と方法の提供。【構成】 ディスパッチ手段2は図形描画指令から生成したプリミティブデータを第1の制御手段4に出力し、第1の制御手段4は、これで、領域管理手段12に対し、未使用の単位領域の有無を問い合せる。なければ、未使用の単位領域ができるまで待つ。未使用の単位領域があれば、変換処理手段6の変換スレッドに空きの有無を判定する。変換スレッドに空きが無い場合には、空きができるまで待つ。空きがあれば、使用可能な変換スレッドを起動する。変換処理手段6は、複数の変換スレッドで、並列に変換処理を行う。各変換スレッドは、割り当てられた単位領域で、プリミティブデータを表示装置の表示に適した変換データに変換する。この変換データは、第2の制御手段8の制御で、表示処理手段10に与えられ、変換データが表示される。
請求項(抜粋):
記憶領域を単位領域に分割し、各単位領域が使用中であるか否かを管理する領域管理手段、図形描画指令を受けて、これを原始描画指令に変換するディスパッチ手段、ディスパッチ手段からの原始描画命令を受けて、現在未使用の単位領域が存在するか否かを領域管理手段から得て、現在未使用の単位領域が存在すれば当該単位領域を原始描画命令のために関連づけるとともに、現在未使用の単位領域が存在しなければ、何れかの単位領域が未使用となるまで原始描画命令を保持する第1の制御手段、第1の制御手段において単位領域を関連付けられた原始描画命令を受けて、当該単位領域を用いて表示処理部が処理可能な変換データに変換する変換処理手段であって、複数の原始描画命令の変換処理を並列して行う変換処理手段、変換処理手段からの変換データを受けて、順次、表示処理手段に与える第2の制御手段、第2の制御手段からの出力を受けて、表示装置に表示を行うとともに、表示処理が終了すると当該単位領域が未使用となった旨を領域管理手段に連絡する表示処理手段、を備えたことを特徴とするグラフィック並列処理装置。
IPC (2件):
G06T 11/00 ,  G06F 12/02 510

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