特許
J-GLOBAL ID:200903012665402880

テープ駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-314827
公開番号(公開出願番号):特開平6-162609
出願日: 1992年11月25日
公開日(公表日): 1994年06月10日
要約:
【要約】【目的】 ピンチローラ軸受にすべり軸受を使用した際に、常に安定したテープ走行の実現が可能となるテープ駆動装置。【構成】 すべり軸受2のスラスト受け面とスリーブとの摺接部分端部のすべり軸受側あるいはスリーブ側の少なくとも一方に、すべり軸受2のスラスト受け面とスリーブとの摺接部分の距離が、端部に近づくにつれて増大するような逃げ部2a,2bを設けることにより、すべり軸受2のスラスト受け面がスリーブ端部と当接することはなく、常に安定したテープ走行の実現が可能となり、高性能かつ高信頼性のテープ駆動装置を提供し得る。【効果】 ピンチローラ軸受がスラスト方向抜け止め用スリーブの端部に当接することはなく、常に安定したテープ走行の実現が可能となるため、高性能かつ高信頼性のテープ駆動装置を提供し得る。
請求項(抜粋):
回転駆動されるキャプスタンと、ピンチローラ支軸と、前記ピンチローラ支軸に回転自在に支持された円筒状のすべり軸受と、前記すべり軸受のスラスト受け面で摺接し、かつ前記ピンチローラ支軸と同心的に勘合させたスリーブと、前記すべり軸受の外周部に同心的に勘合され、かつテープ状媒体を挟んでキャプスタンに押圧されることによって前記テープ状媒体を移送させるピンチローラとを備え、前記すべり軸受のスラスト受け面と前記スリーブとの摺接部分の外周側の端部の前記すべり軸受側あるいは前記スリーブ側の少なくとも一方に、前記すべり軸受のスラスト受け面と前記スリーブとの摺接部分の距離が、前記端部に近づくにつれて増大するような逃げ部を設けたことを特徴とするテープ駆動装置。

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